2022年12月24日

3396.芝富長貫線・上段が10号中実がいし2連の引き通し・下段が単一腕金で10号中実がいしの引き通し








これが2本目

違いは支線の張り方ぐらい。

1本目は弓支線だが、ここは普通にそれが下がる。




なお、このほうも一度は設備更新されたようであり、建柱年は昭和45年(1970年)とあって




鉄筋コンクリート柱の製造銘板は、1969年(昭和44年)とあった。



これはおまけ

柱がやや太め


3395.2回線一括水平配列の構内線

ここでは10号中実がいしや6号中実がいしを使ったもので、2回線を一括で水平配列としたまた別の構内線も見つかった。



まず見えてきたのは引き留めだったが、高圧耐張がいしではなく、少し豪華な懸垂がいしであった。




引き通しの6号中兎実がいしとなっているほうは、いずれとも2連引き通しのようで、赤帯なし仕様だった。

なお、ここでは右下にもなにやら高圧配電線を引き留めているものが見えるが、開閉器のリード線が取り外されていることから、使われてはいない模様

そこの引き留めについては、カバーなしの高圧耐張がいしとなっている。


次も同じく6号中実がいしの引き通し!

腕金はやたらと長い。


ここも変わらず。

次は振り分け引き留めのようで、再び懸垂がいしがみられた。






そして最後!(電源側)


ここが引き込み地点のようで、裏には送電塔がみられる。








懸垂がいしは、254mm仕様か

ケーブルヘッドは雨覆い付き仕様



3394.芝富長貫線・下にある1回線が配電線といえるもの

 





変圧器がある。

なにか発電所関連の小さな電源を取っているように思える。

三相200Vじゃポンプか?






なお、こちらは一旦設備更新されたようで、建柱年は唱和49年(1974年)とあった。

しかし足場釘にプレートを打ち込むとは、そこはなんとも送電設備らしさも味わえる。

送電塔のプレートは、ステップボルトに重ね付けするからな。







高圧耐張がいしだが、上段の芝富長貫線の方は1連だった。



3393.芝富長貫線の鉄柱 その5(芝富長貫線6号柱)

 




現在は10号中実がいしの引き通しとなっているが、建設当初は!



↑特別高圧ピンがいしの引き通しだったのかもしれない。

規模的に10号ピンがいしぐらいかな。




なお、こちらも大正15年(1926年)3月建設とあった。

3392.東電の配電線(右側)と中電の芝富長貫線なる送電線(下段には配電線も併架)・芝富長貫線側は2本の柱を近距離で建て、ロング行宮婁で両引き留め

 





ここは一度柱ごと設備更新されたようで、真新しい。

柱が2本もあるのは、強度対策であろう。