2022年11月27日

おまけ投稿:北佐久線110号鉄塔

 

大きさ的にみると154kVのようにも見えるが、ここは勾配地点の送電線を支えているため、少し強固な構造としたように思える。
実際の送電電圧は、66kVであろう。

基礎は戦前の構成!



昭和5年(1930年)11月建設という、また歴史ありそうな小さな送電線である。

3186.振り分け引き留めで横受けハンガー装柱

 


2022年11月19日

おまけ投稿:二俣尾駅でもカーネギー製の鋼材発見

 







古レールを活用した駅舎で、カーネギースチール製のレールが確認できた。



なおここでは、送電鉄塔では確認できなかった、STEELの文字入りだった。




CARNEGIE STEELとある。

鉄塔では、CARNEGIEの文字しかなかった。



3185.トンボ腕金なし。



 この間隔でも、それはあるものはあった。




この変圧器の取り付け方については、早くて1999年には普及しており、その後2013年頃まではこの取り付け方が基本であった。

電気と工事12月別冊 架空配電線工事の実務知識 電気と工事編集部編 1998年12月20日発行に載っている。

今は違う。



背後に低圧カットアウトがあるということは、ごく初期のものだな。


3184.鉄道横断で、落下防止を施した設備 その4

 




こちらはまたもや鳥居型バージョンで発見!







丁度電車が通ってきた。



これは横断後にあるもの



<おまけ>



この奥の方には、木柱を使用した謎の廃線も!

低圧2重がいしかな、こりゃ?それが付いているアームも古く、アングルである。




下の方には井形がいしも

最近ではこれは、玉がいしであることが多い。



どうやらここには以前、鉄道の線路があったらしい。

ボロボロとなった線路が見えてきた。





さらに進むと鉄道の架線柱が見えたが



これは分割がいし、いや、主にそれは内線で使われていたであろう、特カップがいしだな。



本来の用途としては、それは屋内用である。



架線を支えていた懸垂がいしは、180mmと思われる。

架線は断線しながら残っている感じか


こちらは低圧2重がいし
アングルには傾斜もみられ、だいぶ老朽化が進んでいそうだ。



そのままではアングルごと落下するであろう。

取り付け部が特に腐りやすい。




これは転轍機か