2022年10月2日

3021.2系統とも同じ方角を向く。

 


高圧配電線を道路沿いに2系統張る場合は、高圧用腕金の向きは両方とも向き合わせる例が多いが、こちらは違った。




それぞれ2系統とも同一方向を向いていた。




単純にここはやや左カーブしており、また風当りも凄いだろうから、左側は道路側ではなく畑側を向かせた感じだろうか



3020.低圧の接地側電線は、大型サイズのDアームの下端で固定





低圧の接地側電線であるが、ここでは珍しく大型サイズの高圧用Dアームの下端の方で引き通しとなっていた。



 下端だと、余計に雨水がその方へ向かってしたたり降りるから、錆びやすいかと思うが、ここは張力の関係でそうなったと言えそうか・・・


3019.トマラインびっしり


 

昔はこういうのは見かけなかっただが、最近ではどうも鳥の落とし物被害が多いようで、電力会社のホームぺージを見ても、その対策依頼の専用フォームまでもがある感じだ。

昔は電線の本数が少なかったこと考えられるか?



ここもまた鳥の落とし物被害に困っているのか、高圧配電線、低圧配電線各ともに、トマラインがびっしりと取り付けられていた。



おまけ



本当はここでは奥にあるがいし2連の鳥居型が古そうに見えたので、近づいて撮影したというものだった。w



ここの鳥居型はまた当時物のようで、錆びが凄かった。

昭和45年前後かと思われる。



年式はよく見えず。



下二桁から60年代かなぁ






最後は背後より~w

3018.やり出し装柱で、2回線ともクランプがいしを内側へ寄せる。




これは鉄筋コンクリート柱の世代交代時の名残だろうか



高圧配電線の引き通しをしているクランプがいしであるが、珍しく内側へ寄っていた。




下段の高圧耐張がいしについても、所定の位置には取り付けていないようだ。


3017.変わったねん架

 


高圧配電線をねん架する形については、色々ある。


架空地線支持の腕金やキャップを活用する例もあるかと思うが



ここは2回線の高圧配電線がある内の下段の1回線でねん架しているから、スペースの関係もあってか、変わった構成となっていた。





高圧配電線の向きとは垂直にねん架用の腕金を取り付けていた。