2022年10月2日

3020.低圧の接地側電線は、大型サイズのDアームの下端で固定





低圧の接地側電線であるが、ここでは珍しく大型サイズの高圧用Dアームの下端の方で引き通しとなっていた。



 下端だと、余計に雨水がその方へ向かってしたたり降りるから、錆びやすいかと思うが、ここは張力の関係でそうなったと言えそうか・・・


3019.トマラインびっしり


 

昔はこういうのは見かけなかっただが、最近ではどうも鳥の落とし物被害が多いようで、電力会社のホームぺージを見ても、その対策依頼の専用フォームまでもがある感じだ。

昔は電線の本数が少なかったこと考えられるか?



ここもまた鳥の落とし物被害に困っているのか、高圧配電線、低圧配電線各ともに、トマラインがびっしりと取り付けられていた。



おまけ



本当はここでは奥にあるがいし2連の鳥居型が古そうに見えたので、近づいて撮影したというものだった。w



ここの鳥居型はまた当時物のようで、錆びが凄かった。

昭和45年前後かと思われる。



年式はよく見えず。



下二桁から60年代かなぁ






最後は背後より~w

3018.やり出し装柱で、2回線ともクランプがいしを内側へ寄せる。




これは鉄筋コンクリート柱の世代交代時の名残だろうか



高圧配電線の引き通しをしているクランプがいしであるが、珍しく内側へ寄っていた。




下段の高圧耐張がいしについても、所定の位置には取り付けていないようだ。


3017.変わったねん架

 


高圧配電線をねん架する形については、色々ある。


架空地線支持の腕金やキャップを活用する例もあるかと思うが



ここは2回線の高圧配電線がある内の下段の1回線でねん架しているから、スペースの関係もあってか、変わった構成となっていた。





高圧配電線の向きとは垂直にねん架用の腕金を取り付けていた。


3016.変圧器への高圧引き下げ線支持のトンボ腕金をFアームの高圧支持部で固定

 


今後2回線に増強したことを考えてか、それとも単純に、変圧器への高圧引き下げ線支持のトンボ腕金を高圧配電線のすぐ下で支持したかっただけなのか


ここではその腕金が、Fアームの高圧支持部で固定されていた。