ここでは
高圧配電線の下に水平支線が複数あって、変圧器への高圧引き下げ線を支持するトンボ腕金の取り付けできそうなスペースがなかったようで、ジャンパー線から変圧器への高圧引き下げ線を引き出していた。
ジャンパー線支持がいしであるが、ここではそれを引き出すため、スリップオンがいしとなっている。
しかし、変圧器への高圧引き下げ線は2本で間に合うため、一番右側は通常通りの10号中実がいしである。
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ここでは
高圧配電線の下に水平支線が複数あって、変圧器への高圧引き下げ線を支持するトンボ腕金の取り付けできそうなスペースがなかったようで、ジャンパー線から変圧器への高圧引き下げ線を引き出していた。
しかし、変圧器への高圧引き下げ線は2本で間に合うため、一番右側は通常通りの10号中実がいしである。
最近では新技術で、普通に支柱でも鋼管柱を積極採用しているようである。
その奥もまた、真新しい引き通し。
後ろの山の上にある先ほどの川戸線とは、97年差 O_o
この先は、川幅の広いロングスパンのなっているため
柱は1本多めの2本建てのH柱としていた。
なお、高圧耐張がいしについては、特に変わりはない模様。
普通の中実耐張がいしを使用していた。
限流ホーンもついていた。
1回線の高圧配電線から1回線を分岐する場合は、柱から直接1回線を分岐する例が多いが、こちらは違った。
ここは珍しく、こちらの開閉器装柱で、1度、高圧配電線を2回線にしたのち
その先で1回線ずつを左右へ振り分けていた・・・
いや、逆かもしれんぞ。
さっきの1回線にひとまとめしている開閉器装柱の開閉器は、実は連絡用で、合流しているようなことも考えられる。
ここでは見慣れないプレートを発見
確認 厚田線 5号との表記があるものだった。
どうやらこの配電線路は、途中から厚田発電所で使う保守用の電源用となるようで、同発電所へ向けて続いているのが見えた。
奥にある建屋が厚田発電所。
なお、同発電所のついては、既に昭和4年の送電線路図では確認できることから、かなり古いのが伺えた。
他には、かつての東京電燈が発行の送電線路図もあるのだが、そこではあの明治37年(1904年)建設の室田線(但し、支持物は複数回更新した模様。明治物は1つもない。)に接続されているのも見えたが、果たして・・・
最後に看板