2022年5月8日

おまけ投稿:姉原線

 


こちらの送電線も、また送電塔が当時物ですな。



とりあえず手前側では、五井火力線と北五井火力線の下をくぐるため、上部2回線を支持できる腕金を残しながら、その下段でドナウ型鉄塔となっていた。

姉原線は年式的には、五井火力線と北五井火力線よりも後にできたものだと思うが、2回線を支持できる腕金は、上部にあった。




当時物の形状は、相間スペーサーを超えた先にあった。



ちなみにだが、こちらの架空送電線路は、架空地線がない感じだった。



年式は昭和44年(1969年)7月




ここは何か引き込み線の分岐かなぁ

もしくは配電用変電所へ向けてか・・・


奥の方も架空地線はなし。







さぁこの後は





再び五井駅よりJR内房線に乗って、姉ヶ崎へ向かった。



2901.続く単相交流2線式高圧配電線路

 


10本以上もそれが続くのは、珍しいものかと


それがあるのは左下だ。




おまけにここは



風で高圧電線が揺さぶられることを少しでも軽減するよう、びっしりと!番線のようなもので2本間を固定していた。


2900.前向きDアーム配置で、高圧引き込み開閉器はDアームの内部に配置して、振り分ける。

 


Dアームのサイズについては、手前側が普通サイズで、振り分け後にある左側が小型サイズ~

2899.うまい具合に支柱をかわす。

 



千葉方面は今も古い銅線を使用したものが数多く残るが



今回はその手のものを使用した振り分け引き留め柱で



上手い具合に支柱を避けたものを発見

2898.ショートサイズの高圧用腕金を使用したもで、普通に架空地線支持の鳥居型が付く。

 


昔はよく引き通しの単一腕金として普及していた長さ1500mmの高圧用腕金であるが

(これまた地域性があり、撮影地の千葉県では、1500mmの高圧用腕金は、引き通し用として、現在も大いに普及!)




今回はそれを使用し、クランプがいしを2:1に配置したもので、普通に架空地線支持は鳥居型となったレア構成を発見した!

最近見かけるものでは、建物側と中央のクランプがいしが架空地線支持の鳥居型と接近し過ぎてしまうためか、高圧用腕金の取り付け位置を多少ずらして、それとの接触をできる範囲で避けられるようものを見替えている。



しかしここではそれが、普通に取り付けられていた。

短い高圧用腕金を使用したものでも、一応普通に鳥居型の取り付けはできるみたいだ。