2022年4月10日

2843.二葉町の鉄柱・高圧引き込み開閉器を残しながら残った1基!

 

この手前側には、後3本程鉄柱があったようだが、それらについては、皆柱ごと設備更新されており、なくなっていた。



ここで残っていたのは、たったの1基!

既にこちらのみだった。


高圧配電線の引き通しは、裾広がり仕様の耐塩高圧ピンがいし
高圧用腕金は抱腕金のため、それは2つずつ取り付けられている。

こちらは高圧用腕金に、高圧引き込みのスケルトン気中開閉器を残した状態で残っていた。

開放状態のため、スイッチの役割を果たす刃の部分は、下がっているのが一目でわかる。



年式は見られなかった。


2842.空中で引き通し!



鉄柱の撮影へ入る前に、1つレアもの?を発見!




空中交差であるが、ここでは珍しく、ワイヤー上で固定されている腕金に耐塩高圧ピンがいしを取り付けて!空中で引き通しとなっていた。

両引き留めなら随分前に見た例があったが、引き通しは多分初見かなぁ


2841.六間道商店街の鉄柱 その2(こちらは交差点で!)

 


こちらはアーケードがなくなって、よ~く見えるように!

庄田町4丁目地区。



今度は上部が逆三角配列で、下段はやり出しの引き通しで区分開閉器を取り付けながらの交差分岐となっていた。

高圧用腕金については、手前にある逆三角配列以外については、いずれとも抱腕金!


ちなみにここを右へ曲がったところにも!後3本の鉄柱が残っていたらしいが、2022年に見たときには、柱ごと設備更新されており、なくなっていた。

1本は残っている!

それは次の投稿で!・・・




と思ったが、1つレアものがあったので、その掲載を終えてからだ。w


2840.六間道商店街の鉄柱 その1

 


六間道商店街の鉄柱!ここでは2基程発見!
1つは2丁目、もう2つは4丁目




こちらはそのうちの1基目、高圧配電線の形を逆三角配列にしたもので現存確認!



とりあえずこちらは、大きく2丁目の看板が見えるから、六間道商店街の庄田町2丁目付近となるようだ。



年式(建柱年)については



こちらは西暦表記で1960年であるのを確認した。

昭和35年か

アーケードも大体その時期に建設されたのだろうか?




なお、同商店街については、以前はこのエリアにもアーケードがあったらしいが、老朽化に伴う影響だろうか、アーケードは一部なくなっていた。

見た感じ、庄田町3丁目で取り外したようだ。

丁度この写真の辺りである。

それがなくなった箇所については、既にアーケードを取り外す段階で、新たな配電線路を施設する準備されているのがストリートビューでも見れた。w

道理で真新しい配電柱が並んでいるわけだ。


↑一応左奥については、耐塩高圧ピンがいしの配置は、2:1配置も対応できそうな腕金の固定位置となっている。


遠くからはこんな感じ!

庄田町2丁目商店街の先については、見た感じその方の支持物は鉄柱ではなく鉄筋コンクリート柱で、高圧の配列は変わらず逆三角配列で続いておった。

ちなみに鉄筋コンクリート柱は、地方では(東電管内では見慣れない)複合柱もあるようだ。
右手前のものだが、ボルトで大きく固定されているのが見える。
中部電力でも過去に確認済み。静岡の清水の方で見た覚えあり。w


そして!こちらを振り返ると!

もう1本あった!

それは次の投稿で!!


2839.ビッグハート!本町筋の鉄柱


神戸市長田区腕塚町のビッグハート!本町筋



こちらのアーケード沿いでは、1本のみの発見!

ちなみに以前は、これより手前側にも1基、配電線の鉄柱(種類はやり出しの開閉器装柱)が残っていたらしいが、そちらについては柱ごと設備更新されていた。

2020年まで現存していたらしい。基礎まで綺麗にはがされていた。



上部にある耐塩高圧ピンがいしの間隔は、狭し!

下段で交差分岐している両引き留め装柱の方も、バリバリ耐塩系の高圧がいしを使用している。


鉄柱は、やや左側へ引っ張られているような感じもした。



基礎の鉄筋コンクリートブロックは、ここではやや高めに!


年式についてだが、やはり昭和35年だった。

この辺を前後するものが多い。



おまけ



アーケード内部