2022年4月10日

2821.1本、1本の腕金を取り付けて、縦型配列の高圧配電線を支持!

 




こんなことするよりも、専用のDアームを用いた方が節約できると思うが






ここは縦型配列の状況化で、高圧ピンがいしを2つずつ取り付けたいから、腕金を余分に含めたレア構成となったようだ。

というよりも、当初はDアームは発案されていなかったから、こうなったともいえそうか

腕金の錆びを見るからに、大分古いように思える。

横付けされている区分開閉器は、スケルトンでない方含めて、高圧引き込み用かと思われたが、その方は現在は廃止されていた。

スケルトン仕様の方は使っており、ケーブルヘッドを使用し、高圧引き込み線を引き下げている。






2820.開閉器2台装柱

 


中部電力に次ぎ、関西電力管内でも普通に普及!





高圧ピンがいし2連引き通し装柱での発見となった!



スケルトンの気中開閉器は、いずれとも高圧引き込み用のもの。


2819.変圧器への高圧引き下げ線支持は、くの字型の腕金ならず。

 




関西電力管内では、変圧器への高圧引き下げ線を引き下げる場合は、東電のようにトンボ腕金は使わず、くの字型の腕金を使用するのが基本であるが

(他には最新のものでは、くの字型ではなく、直線仕様の腕金を斜めに取り付ける例もある。)



ここは違った!





細い腕金を高圧用腕金のすぐ下に取り付けて、高圧引き下げ線を引き下げていた。


2818.アームタイレスバンドにスケルトン仕様の気中開閉器

 


普段東電管内の設備を見ている身としては、それは高圧用腕金に直付けされるのが基本であるから、珍しいタイプと思いきや撮影してみたが



関西電力管内では、気中開閉器は、別付けする例が基本なのだろうか



2817.3つのうち1つは、高圧耐張がいしを下へ向けて、引き通し!

 



関西電力管内では


高圧配電線を逆三角配列に配置する場合は、3つのうち1つの高圧配電線は、下へ向けた高圧耐張がいしで引き通す場合もある。

ここでは下段の交差側が、そのようである。





なお、下吊りの高圧耐張がいしについては、そのままでは高圧配電線を支持することはできないため


高圧耐張がいしの電線支持点には、何やら特殊なパーツが付いていた。



また、高圧ピンがいしが付いている腕金については、溝付きである箇所とそうでない箇所も確認できた。

鉄筋コンクリート柱に取り付けるのには、溝付き腕金では取り付けができないため、そうなっているのだろうか?