2022年4月9日

おまけ投稿:やり出し装柱の木柱

 

この日は一泊二日で遠出

1日目、まずは岡山駅付近にある木柱の撮影

その後は下関へ行き、継ぎ足しの激レアな木柱の撮影

2日目は、兵庫県神戸市三ノ宮付近の鉄柱の撮影となった。









引き通しで使われる、この耐塩高圧ピンがいしっぽい高圧がいしは、旧式のものだな。

次いで、変圧器への高圧引き下げ線支持には、高圧茶台がいし 大を使用。

トランスは変台が必要な仕様。

ここは長らく、木柱裏手の土地が更地になっていたから、その目の前にある木柱もなくなってしまうのではないかと思っていたが、まだその土地は手つかずのようで

それで偶然にも残ったようだ。

大抵、付近で建物が取り壊されて新しい物件が建つなどすると、配電設備の方も設備更新される例が多い。

中国電力管内は、そうではない?


年式は不明。








2022年4月3日

おまけ投稿:鶴沼線・八字型の古そうな送電塔

 



ここでは!




どうみても、形が古そうな送電塔を撮影!!



八字型は、主に氷雪対策のためだったらしいが、今は見た目が悪いだ云々で、八字型の送電塔の新設は、見かけなくなった。


なお、こちらについては、前に芦ノ牧温泉に行った帰り際に気が付いたものだった。




電線路名は鶴沼線のようだが、年式は不明。

だがこれは、形的にも結構古そう。

また、当初見た時は構内線かと思ったが、東北電力の送電塔のようだ。






がいしは長幹がいし!

2776.頭上T字分岐

 




開閉器装柱で高圧を1回線分岐させた例は、東電管内では限りなく少ないが、東北電力管内では、よくありそうか






2775.川の横断区間で、特殊装柱

 


ここでは川の横断をする配電線で、珍しく254mm懸垂がいしを使用したものを発見!




奥に見えた片方の支持物はパンザーマストで!



手前側は普通の鉄筋コンクリート柱だったが



いずれとも高圧支持のアームに関しては、特大のものが使われており、そのアームもまた見慣れないものだった。

どうやら湾曲したアングルを、ひし型に組んで使用しているみたいだ。


また、懸垂がいしを使用する場合は、クランプも送電で使われるものを使用しなくてはならないから、他の電力会社では、クランプカバーもないものが多いが、東北電力管内では、一応その箇所でもカバーを取り付けているようだ。

そのカバーはやや大型。







しかしこれまた変わった形のアングルだ。






2774.均等配置の2:1



 東北電力管内の基本形は!高圧用腕金は中央に固定したタイプで、高圧配電線引き通しの中実ピンがいしは、不均等に2:1に配置する例が多いが!こちらは違った!!





高圧用腕金の取り付け位置を少しずらして、均等に2:1に配置されたものが確認された。




少なからずであるが、一応この手のものも基本形として採用しているようである。

いわばこれは、東電管内の基本形をアレンジされたようなものである。



おまけ



猪苗代旧幹線(山)が、大雪被った山を背景にまた見えた。