2022年1月16日

2677.ややきつめの斜め頭上引き留め

 





頭上引き留めについては、昔によく普及していたようであり、古い銅線での発見例もそれなりに多いが、ここはホースのように太い大容量のアルミ線での発見となっている。



なおこの場合、架空地線キャップや鳥居型については、必ず頭上引き留め側の高圧配電線方面を向く!

さっき見た頭上引き留めの形跡の証明が、ここでできた。w


2676.変圧器ごと建物側を向く。

 


高圧配電線と変圧器は、普通は道路側に向けて施設するが、時には、道路を照らす電灯と変圧器とが干渉してしまうから、高圧配電線ごと、建物側へ向けて施設する例もあった。

これについては、特に昔は、都道や国道沿いなどでよくあった。

その例を挙げれば、国道6号・水戸街道沿い。東京都葛飾区付近である。

国道4号・日光街道沿いも大分無電柱化が進んだが、今も一部、東京都足立区北部で、そういう設備が残っている。無電柱化前の昔は、その辺にもなんかよくあったような気がするなぁ



しかしここは特に、そういうわけではなさそうだ。

バランスの問題か?




引き込み開閉器については、腕金を振り分けての取り付けとなっていた。


2675.離隔腕金でダブル変圧器を横受け!

 






コンビニへ向けて高圧引き込み線を分岐しているため、珍しい構成となった模様!


2674.架空地線キャップに腕金を取り付けた、架空地線ごとのやり出し装柱だが、腕金の付け所がレア

 





架空地線キャップに腕金を取り付けて!架空地線の遮蔽範囲を広げたものについては!夏場の雷の襲来に備えてか、昭和55年ごろを中心に!!埼玉県草加市、越谷市、吉川市、川口市辺りで普及していたが!!

(しかし最近は、昔程、雷は鳴らなくなったような気がする。埼玉南東部、東京北東部周辺による。w)




少しずれた位置にその腕金があるのは、今回が初見だった!





↑ここでは架空地線キャップの頂上にその腕金を取り付けたため、そうなったように見られるが、この例は見たことがない。

また、その腕金については溝付き腕金となっており、所々で溝無し部分が見られ、頂上に取り付けるのには、その溝無し部分でしか固定することができないようで、それで少し位置をずらしての取り付けとなったようだ。

まぁしかし、川口も高層マンションが増えている影響か、肝心な架空地線は廃止となっている。w

高層マンションが増えればそこに雷が落ちまくるから、特に配電線の方も架空地線を張る必要性はなくなっているのだろう。

普通のマンションがその遮蔽を果たしている場合も多々ある。

でも誘導雷はどうだろうか・・・


おまけ投稿:電柱に変わった落とし物

 


え?



眼鏡を落とすって・・・なんか酔っ払いとかかなぁ

ちょっと初めて見た。