2022年1月3日

2620.Fアームで、架空地線の支持もやり出しに その3

 


はい


ここでまたまたFアームで架空地線ごとやり出したものを発見!


しかしここは低圧配電線が物寂しく、接地側電線しかない。




ちなみにこれの奥の方では



↑そうでないものも!
時代によって、違いがあるようだ。

2619.長いサイズの高圧用腕金でも架空地線キャップに腕金を取り付けてやり出し



ここでは長いサイズの高圧用腕金に合わせて、架空地線も片側へ寄せたものとなっていた。




なお、架空地線支持については、この辺特有で、架空地線キャップに腕金を取り付けたものとなっている。

長いサイズの高圧用腕金でそのバージョンを見かけたのは、恐らく今回が初。

千葉や神奈川で見かけるものとは全然種類が違う。

他の地域では、鳥居型をやり出しへ改造したものが基本だ。




ちなみにその次のものについては、設備が比較的新しいのか、高圧はやり出し装柱でありながらも架空地線はやり出しにはなっていなかった。

でも、錆びの色具合としては、同時期に見えるよなぁ

2618.丸型変台から高圧カットアウトを支持できるアームを伸ばした変台で、上部はトンボ腕金なし。



 これまた2010年代初頭の短期間で普及しつつも、すぐに廃止となったものだった。


今回は、上部のトンボ腕金を省略したものが見つかった。

また、以前は高圧引き込み線を分岐していたらしく、高圧用腕金は中央固定で、クランプがいしは不均等に並んでいた。


2617.Fアームの背後分岐だが、分岐の腕金の取り付け方がミステイク

 


Fアームの関係でそうなったのだろうが



ここは、手前を向く分岐の高圧用腕金の取り付け向きがミステイク



本来ならば、引き留め側にUボルトが引っ張られぬようにするために、こちら側に取り付けるのではなく、柱の向こう側に取り付けるはずである。


2616.中腹は大きく突き出す。

 


上部の高圧の構成は、架空地線の引き通しに腕金を使用しており、昭和らしい形となっているが


中腹にある低圧配電線の引き通し部分は、最近取り換えたようで真新しい。

また近頃の設備は、離隔を意識している影響か、大きく突き出ていた。