2021年11月20日

2442.それほど見かけない2回線の振り分け

 



2回線の高圧配電線の振り分け地点に、引き通しがあるとちょいと不思議な分岐に見えなくもない?


2441.高圧にDアームを使用したもので、低圧は手作り仕様の抱腕金

 

ここでは、高圧の引き通しにDアームを使用したものが立ち並ぶが!


うち、手前の1本は頭上引き留めで
Dアームにつくクランプがいしについては、いずれとも横付けだから、少し古そうに思えた。



手作り仕様の低圧用腕金を!2本ずつ固定したレアな抱腕金で発見!



次の装柱については、低圧用腕金は特に取り付けず!



さらに奥の方では!単一のDアームで高圧を振り分けたもので、低圧用腕金はやはり手作り仕様の抱腕金となっていた。

まぁ慌てず、1本ずつ見て行こう。w


とりあえず~




年式については~

とりあえず最初に見えた方で、1979年であるのが見て取れた。

やはりその年代か~




続いて反対側~w


おっ、背景のうろこ雲がまたいい感じ。w

2本目は飛ばし~w


3本目の拡大を!








こちらの年式に関しては、さっきの頭上引き留めのDアームよりも数年古く、1971年だった。









2440.Fアームを使った分岐で、中央は遅れて分岐 その2

 


先ほどと似たような構成を!



付近でもう1本発見!


こちらも同じように、中央の1本に関しては、少し出遅れて分岐w

先ほどとの違いは、両端にクランプがいしの引き通しがないこと!

2439.Fアームを使った分岐で、中央は遅れて分岐 その1

 



という構成は、今回が初見かなぁ


分岐の高圧用腕金については、普通にFアームに取り付けた例も見た記憶があるが




やはりこれまた地域性があって、館林ではこのような構成としたのだろうか

2438.低圧がケーブルを使った三相4線式配電(低圧引き込み箱はなしで、低圧分岐引込箱のバージョン)で、変圧器は普通のもの。

 

高圧配電線は通常の3本の絶縁電線で(この場合、高圧の配列については、必ずと言える程、Dアームを使用した例が基本)、低圧配電線については、ケーブル仕様で三相4線式というものがあるが


都心のオフィス街や駅前でよく見かける通常の都市型配電とは違い、低圧引き込み箱を省略したものがある。

その代わりに低圧分岐引込箱が使われるが・・・(大体そういうものは、景観を意識した親水公園沿いなどで普及例が多い。)

では、その配電方式で通常の変圧器を使用した例はどうだろうか?

(※低圧分岐引き込み箱については、コンパクト配電でもよく使われる。その例をあげれば、原宿の竹下通り沿いである。w)

昔はそれ専用の縦長の放熱板ぎっしりの変圧器もあったようなのだが、変圧器については、それの対応版ではなくて、最近では普通の変圧器を使用する例も増えている。

今回はそこまでの引き下げに関して、トンボ腕金不使用で変わった感じに見えたので、つい撮影。



トンボ腕金も最近では、1本腕金になりつつある。

いや、最近じゃ、Dアームに直付けした例も基本になりつつあるか・・・