ここでは、高圧配電線、それから下段を通る低圧配電線も手作り仕様の低圧用腕金を使って片側へ突き出させているが
3本中2本の動力線の分岐の仕方が珍しかった。
3本中2本については、手作り仕様の低圧用腕金での直分岐はせず、鉄筋コンクリート柱にいつものサイズの腕金を取り付けて、そこから遅れて分岐する形となっている。
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ここでは、高圧配電線、それから下段を通る低圧配電線も手作り仕様の低圧用腕金を使って片側へ突き出させているが
3本中2本の動力線の分岐の仕方が珍しかった。
ここでは!
今流行りの上半身銀ピカ鋼管柱によるやり出しの引き通しで、横受け変圧器を発見
昔の設備だと、こういうものはご丁寧によくあったように思えるが
コスト削減を意識している近代では、見かけることはほとんどあるまい。
しかしここは周囲にあまり建物がなく、風当たりがあるためか、珍しく、3本中2本の水平に並んでいる動力線の両引き留め箇所で、ジャンパー線を支持する2つの低圧ピンがいしを発見!
この感じだと!
恐らく平成初期頃ぐらいの配電幹線の立ち上がり柱だと思うが(子局については、配電用変電所からの立ち上がり箇所については、どれも最新の箱型へ取り換えているようだ。カップラーメンの容器みたいな形状をしているものは、今や旧式だ。しかし完全に更新しているというわけではなく、普通の幹線用区分開閉器を取り付けたような箇所では、今もまだ見ることができる。)
小容量の10kVAの小型の変圧器は、自動開閉器の子局の電源用 |
今回はそんな中で、高圧配電線から変圧器までの距離が少し長くなったものを発見!
別の高圧配電線との連絡線を張ることも考慮して、1回線分あえてスペースを空けたとも言えそうか?
東電管内では2回線の高圧を張る場合、配電幹線の立ち上げが集中する配電用変電所付近では、片側1回線については、別の位置で立ち上がりしている高圧配電幹線と常時開放の開閉器を挟み込んで他の高圧配電幹線と連絡を取ることもある。
見た感じここは1回線のみとなったので、その連絡は取らなかったようだ。
一方柱には、少し古そうな黄色のプレートで、どこどこの配電用変電所からの立ち上げで、何線であるのかを明記
しかし最近じゃ、こういうのも省略傾向にあるようだ。
平成5年か
でしょうな、あの形w