2021年11月13日

2394.大型サイズのDアームで中央に架空地線支持の腕金を増設!

 




元々この手のDアームについては、高圧支持部の上部に短めの架空地線支持の腕金を取り付ける例が多いがこちらは違った!




大胆に!中央の支えの腕金が縦にある箇所に、やり出しに改造した単一腕金を取り付けていた。

こうしたものは、今回が初見だった!

階段上がって

筑波山



歩道橋からはこんな感じ。




2393.中央のみ両引き留め・支柱付き。動力用腕金は支柱避けのため、幅広~

 

ここでは支柱付きで中央のみ両引き留めした旧式を発見!







年式は1976年









幅広の動力用腕金は、反対側の方がよく見える。


2392.中央固定で右詰めでクランプがいし引き通し

 


この先では高圧配電線が




建物側を向いたり道路側を向いたりするものが立ち並ぶが!






その中で気になったのはこれだ!



普通サイズの腕金を使用したもので中央固定にしたと思うが、クランプがいしについてはなんと!

右側半分に狭い間隔で並んでおった!






支柱付きでの引き通しとなったため、こうなったのだろうか





最後に反対側~

2391.やり出し装柱によるがいし2連引き通しで、普通の鳥居型

 


まず、付近では1800mm仕様の腕金で架空地線を支持した旧式が目立った。



うち、奥ではその長さで鳥居型があった。

奥だ。



この感じであれば、架空地線支持の鳥居型はやり出し改造版になりそうな感があるが

ここは普通に鳥居型だった。

腕金が長い分、遮蔽範囲が広くなったといえそうか?

いや、ここは高圧ごと架空地線も分岐していたから、その必要性はなかったのだろう。





建柱年は、昭和43年








おまけ


ここでまた周辺のものを!




奥の電源側であろう鳥居型の腕金も長め。

2390.架空地線の支持に長さ1800mmの溝付き腕金を使用か




この日は荒川沖駅付近

 


溝付き腕金といえば、昔の短い高圧用腕金でよく使っていたイメージがあるが、こちらは違った!




普通に今のサイズの1800mmによる腕金かと思うが、溝付きであった。

一応1800mmでもそういったものがあったのだろうか

ま、肝心な架空地線については、既に廃止されてしまってはいるが・・・



建柱年は昭和35年

1960年か・・・でも上部の形は当時物ではないな。