2021年10月23日

2342.架空地線の引き通しに溝付き腕金を使用

 


溝付き腕金というのは、昭和35年前後の昔によく高圧用腕金として使われていたものだったが!


ここでは珍しく!



架空地線の引き通しに、溝付き腕金を使用したものを発見!

これまた旧式でレアものという分類じゃな。w



ここでは1本飛ばした次でも確認!

こちらも同じく、架空地線の引き通しに溝付きの腕金を使用!

2341.架空地線の吊り金具の取り付け位置がレアなタイプ

 


ここでは



高圧配電線はやり出し装柱によるクランプがいし引き通しとなっているが



架空地線の引き通しについては、ここでは珍しく普通の上部突き出しの鳥居型となっており、それの架空地線の引き通し位置が珍しかった。




少しは高圧がやり出しであることを意識したのか、右側へ寄っていた。



おまけ






手前の鳥居型もまた古そうだった。

2340.手作り仕様の低圧用腕金にトンボ腕金を後付けしたようなもの

 


これは昔



うちの前にあったものに形が似ているな。w

でも中央のジャンパ―線支持の10号中実がいしは真新しく、どうやらそれだけは最近取り換えたようだ。

(高圧配電線の引き留め箇所は両引き留め箇所に中実高圧耐張がいしを使用する場合のジャンパ―線支持は、クランプがいしになるが、普通の高圧耐張がいしの場合は、そうはならない。)



後、変圧器へのトンボ腕金も真新しいが、それの取り付けに違和感あり。

ここでは、元あった低圧用腕金に変圧器への高圧引き下げ線を支持するトンボ腕金を後付けしたように見られた。



コン柱自体の年式は古い。




反対側~

2339.平べったいもので支線への蔦上がり防止

 




支線の蔦防止については、黒くて筒型のものが多く普及しているが



最近ではこのような平べったいものも普及しているようだ。

初見だった。





支線の下がっている方は土となっているから、蔦による被害が多いのだろう。

この2本間はスパンも短く、支線の数も少し多めだからなおさらだ。

2338.コンパクトなねん架

 


高圧配電線のねん架したものについては、架空地線支持の腕金を活用する例が多いが




ここは元々それがなかったためか、珍しく下段の方にミニアームを取り付けて、ねん架をしていた。