2021年3月27日

2140.4導体支持がいし

 

1つの高圧がいしで!




最高4本もの電線を一括支持できるのは、中国電力管内のみであろう。



ここでは1つの複導体支持がいしで、4本もの電線を一括支持したものが並んでいた。

なお、そのがいしについては、特にDアームなどといった腕金には取り付けてはおらず、小さな金具に横になるようにして取り付けられていた。



こうなると


両引き留め箇所も凄いことに!

ここまでは合計6回線あると思うんだが、写真手前側では2回線は減っており、4回線のみとなっている。

うち1回線はここで振り分けられている。

減った2回線については、この直前で特に交差分岐している感じもないが、はて?


2139.パイプDアーム

 


中国電力管内では、多くの高圧配電線を支持する場合は!



このようなパイプDアームを使用することもあるようだ。


唯これは、一見古いものに思える。


ちなみにその右後ろでは、比較的最近の腕金仕様による抱Dアームもあった。


2138.抱腕金でアームタイはアングル

 


さぁお次は、十日市町電停へ




ここより天満川方面へ歩く。


ここでは耐雪塩がいしを2つずつ並べた抱腕金装柱でアームタイをアングルにした旧式を発見


隣接する耐張がいしの両引き留め箇所については単一腕金となっているが、アームタイについては同じくアングルを使用。


2137.ミニDアームで2回線同時併架

 

単一のDアームで2回線を支持するものが多いが、ではこれはどうだ?



ここでは通常よりも少し小さめのDアームを使用したもので、縦型配列となった2回線を同時併架したものが見つかった。


腕金にはやや錆びが見られることから、これは古いタイプなのかと思われた。




ここではそんなタイプが何本も並んでいた。


ここでは





さすがにあれだけのスペースでは、開閉器はDアームの内部には収まりきらないから、ここでは外付けされておった。


ここでは桜を撮るふりをしてw

(いや、もうあれだけ撮影していれば、バレバレでしょw)




こちらも同じく、あのスペースには開閉器は収まりきらずに外付けされているが、この開閉器については、2回線間の連絡用だな。

連絡箇所を施設するのもまたコンパクトだ。

2136.2回線同時併架装柱で、水平腕金でうまい具合に振り分け

 



東電管内なら、ここはご丁寧に振り分けごとに高圧用腕金を使用すると思うが、中国電力管内だとこのような構成となるようだ。

多回線でも分岐がコンパクトなのは中国電力の特徴か
ちなみに腕金にある縦にある棒は、カラスの巣避けである。
どこでもやはり、腕金が2本ある箇所に関しては、鳥の巣ができやすいのだろう。

腕金の本数については、いくらかコストが省けているように見える。