2021年3月27日

2136.2回線同時併架装柱で、水平腕金でうまい具合に振り分け

 



東電管内なら、ここはご丁寧に振り分けごとに高圧用腕金を使用すると思うが、中国電力管内だとこのような構成となるようだ。

多回線でも分岐がコンパクトなのは中国電力の特徴か
ちなみに腕金にある縦にある棒は、カラスの巣避けである。
どこでもやはり、腕金が2本ある箇所に関しては、鳥の巣ができやすいのだろう。

腕金の本数については、いくらかコストが省けているように見える。


2135.高圧耐張がいしを使わない空中分岐 その2

 


今では、東電管内でも空中での中間分岐が普及しているが


中国電力管内では既に、高圧耐張がいしを使わない空中分岐が普及しているようだ。

ここでは高圧引き込み線の分岐で確認できた。


これなら高圧耐張がいしを2つずつ取り付けるよりも大分コストが省けそうだ。


その1はこちらへ

2134.繋げず。

 


ここでは単一のDアームに2回線の高圧配電線が張ってあるが


左下にある2回線とは、現状は接続されておらず、ジャンパー線が少し残るのみ。

でもこの感じだと、以前は繋いでいたようにも見える。

2133.配電用変電所構内で立ち上げ

 

南広島変電所にて

他の電力会社では、配電用変電所の外で高圧配電幹線を立ち上げる例が多いが、中国電力管内では、変電所構内で既に多くの回線を立ち上げているようだ。(大きな変電所による?)





右奥の方の鉄鋼で多くの配電幹線を立ち上げている。

変電所構内で多くの配電幹線を立ち上げて、ここでは引き通しのまま変電所から外で出ているのが見えた。

反対側はこんな感じ。

右奥に鉄鋼あり。










ここで右側に見える1回線は、連絡用かな


開閉器のスイッチはオフ(開放)となっている。




その接続先はこちら↑

ちなみにだが、同管内では2回線同時に立ち上げ可能なケーブルヘッドもあるようで、ここでは1つのごついケーブルヘッドから2本ずつ電線が出ているのが見て取れた。

2132.アームタイレス

 


中国電力管内では既に、普通サイズの高圧用腕金を使用したものでもアームタイレスバンドを適用した腕金が普及しているようだ。


ここでは手前に見える終端と奥に見える引き通しでは、アームタイは使用していない。