2021年3月27日

2128.旧中国電力配電南部変電所前(跡地)に残る2本連続の配電用四角柱!


旧中国電力配電南部変電所跡地へ到着~

ここでは変電所跡地の目の前にある2本の鉄柱の撮影となった。

数年前までは、まだ当時の変電所が残っていたようであるが、それは今は解体され、マンションとなっている。



変電所については、右側のマンションのところにあったようだ。
配電線の鉄柱に関しては、四角柱でも発見困難であるが、ここでは2本だけ残っている。
他には呉市の方では、三角鉄柱も確認済みだ。

ここではその変電所跡地の目の前に、原爆の被害を免れた鉄柱(配電用四角柱)が今も残っている。

当時は変電所屋上より、高圧配電線を2本ある鉄柱の間に引き出すかのような形で張っていたようである。

この感じだと、当時その変電所から引き出していた配電幹線は6回線かな?

向こうを向いている腕金は合計6つある。






見た感じ、年式は書かれていないようだ。














基礎はこんな感じ。



↑ちなみにだが、現役当時の写真が付近の石像で展示されている。

変電所の建物については、別名、E.R.E 宇品御幸ビルとも言ったようだ。

爆心地から4キロ程離れていたことから、被害は窓ガラスが破損した程度で済んだようだ。




もうちょっと早く来ておれば、建物も見られたのにな







2127.激レア!四角柱(初期の鉄筋コンクリート柱)で上部を腕金で継ぎ足し!

 



昨年は昨年で、2回線を支持した形状を四角柱にした初期の鉄筋コンクリート柱による支持物を確認しているが


こちらは少し変わって!


上部を腕金で継ぎ足したものでの発見となった!


年式は不明!



右側にあるものとは、時代の差は一目瞭然である。

柱の形が違う。

最近のは円柱が多いが、昔は四角柱が多かった。

なお、四角柱については、時山第一発電所付近?にもあるようだが、私はまだそこには行ったことがない。





ちなみにだが、ラインスペーサーのある方については、特に高圧耐張がいしは使用しておらず、ジャンパー線のまま続いているのがわかる。
ちなみに東電管内では、ラインスペーサーがある側にも高圧耐張がいしを取り付けている。





柱の側面には、凹凸形状あり。

折角片道5時間かけてきているので、一杯撮っておきました。w



さぁお次は



変電所跡地に残っている2本鉄柱(四角柱による。)の撮影へ!


2126.開閉器3台装柱

 



次いでこれもまたホテルの窓よりw



ここでは奥の方で、開閉器3台装柱を発見!

中国電力管内でも当たり前な感じか

ちなみに中部電力管内では、最高開閉器4台装柱を確認している。



おまけ


奥の方では



頂きに鉄筋が見えてしまっている鉄筋コンクリート柱を発見

これについては、雷撃でここまでなるという情報を電中研の文献で見たような記憶があるが、ここは周囲に高い建物があるから、その可能性は低と思う。

単に雨水によって削られたか?


さぁ、そろそろホテルを出るぞ!


出発~!
今日は今日で最大の目的あり。w

2125.ミニサイズと普通サイズの腕金を使い分けて2回線支持!

 

まだホテルw






ここでは左右に1回線ずつ、それぞれ縦型配列にして2回線を支持しているが、最上段の腕金は短いものが使われていた。


おまけ




隣接配電柱だが、カラスの巣を発見

多分、卵を温めているものかと