2021年2月28日

2068.上下左右に枝分かれ

 


おっ!

ここでまた2回線ならではのレアもの発見!


今度はこうだ!

2回線を張っているところまでは前のぺージのものと一緒だが、上下で左右逆向きで1回線ずつ高圧配電線を分岐している。

ちなみに周辺設備はこんな感じとなっている。

どうやら写真奥から2回線が来ているようで




ここは分岐というよりも、ここで2回線を1回線ずつ別方向へ振り分けという感じじゃな。


奥には2回線中、上段回線のみ引き留めたものがある。

東電ではよくある2回線の振り分け方だ。

というのは、2回線を分岐しているかのように見かけて、実はそこが2回線の振り分け箇所というものだ。

こういった場合は、奥に2回線とも引き留めたものがある。

ちなみにここでは、下段の1回線は、網のようにたの張られているようで奥へと続いているのがわかる。

ここでもう一度、2回線を張ったもので上下左右逆向きに分岐した写真を!


と、ここで柱の下の方に目をやると、このような表示を発見!

今回初めて見かけた。

柱上にはどうやらカラスの営巣があるようで、何やら黄色のテープに「カラスの巣監視中」という表示があった。


確かに、あるなぁ

抱腕金というのは、やはりカラスの巣ができやすい。

それにしてもここは珍しく、結構柱寄りにカラスの巣があるのが見て取れた。


2067.上部短い、下段普通

 


千葉では、2回線の高圧を張った引き通しで、上下で違ったサイズの高圧用腕金を使用したものを見かけることがあるが、茨城では変わって!

こんなタイプがお見え!

それはといえば、高圧耐張がいしを使用した両引き留め装柱という構成で、上下で違ったサイズの腕金を使用したものだ。

(東電管内では基本的に、2回線の高圧を張る場合は、上下で揃えることが多い。)

高圧用腕金は、上下で違うサイズを使用している。
ここでは上部は昔よく使っていた短い1500mmで、下段が普通の1800mmである。

ここは特に上段回線の方がかなり古いようで、短い高圧用腕金を使用しているし、両側にはかつて使っていたであろうジャンパー線支持の高圧ピンがいしも残ったままだ。


路地に入って、斜め反対側はこんな感じ!




2066.上部に空間

 


ここは以前、上部にもう1回線あったのだろうか



架空地線と高圧配電線との間に空間のあるものが数本連続で並んでいた。

2065.高圧配電線の上にダブル変圧器!

さぁここからは、赤塚駅から水戸駅中心に残っている鳥居型などの古いタイプや変わったタイプの撮影となった。



そんな道中で、これまたかなり珍しいタイプを発見!


2回線の高圧配電線を張ったものとなっているのだが、その間に変圧器を入れてしまう強者を発見!w

これまた驚き!

最近のやり方なのだろうか?

他にはこういう場合は、変圧器は通常通り高圧配電線の下に施設し、下段回線にトンボ腕金を取り付けた例もある。


ここはもう最初っから高圧配電線間に施設するか、もしくは後から下段回線が施設されたかで、そうなったように思われた。

2064.腕金中央固定どうしによる上部開閉器交差!(上部はクランプがいしの引き通しで、下段は両引き留め)


2021年2月28日


この日の撮影は、まずは情報提供のあったJR常磐線の内原駅からとなった!


この駅から北へ少し歩いた場所には!



東電管内ではかなり珍しい分類となる、上部開閉器交差がある。

こうしたものについては、周囲の隣接配電柱で偶然にも開閉器装柱が密集したエリアで、かなりの稀で見かける例がある。

かなりの稀・・・いや、ほとんどないかw





ここでは川越にあったものとは種類が少し違っており、上部は単一腕金によるクランプがいし引き通しとなっていて、交差側の下段については、腕金は2本ずつ並んだ抱腕金で両引き留めとなっている。





激レアタイプだと、つい撮影枚数が増えてしまう。w




年式については、1994年のようであった。平成6年か








いや、ここでは周囲に開閉器装柱が集中していることもアピールしたかったっていうのもある。w


ちなみにだが、冒頭で見えたこちらの開閉器装柱については


別の高圧配電線との境目に施設される連絡用の開閉器のようだった。


こちらの年式は少し古く、1986年とあった。

さぁ~内原駅へ戻って


お次の撮影は!









赤塚駅へ!

次の駅はもう水戸だ。