2021年2月22日

2041.頭上引き留めで、下段は中央固定で茶がいしによる不均等配列の引き通し

 



頭上引き留めというのは、頭上引き留め側は電源側で、下段にある引き通しの両端は負荷側(終端)である例が多いが、中電はどうだろうか


ちなみに不均等に10号中実がいしを2:1に配置したものについては、同管内ではあまり見かけない。

ここではその構成で頭上引き留めてとなっていて、珍しい感じに思えたので思わす撮影した。




反対側はこんな感じ。

2040.FアームとCアームが混ざったような大胆なFCアームで、高圧がいしは10号中実がいしで耐塩皿も茶色仕様!

中部電力管内で普及している、周辺環境への配慮として使われる茶色の高圧がいし。

種類全般を上げると、高圧耐張がいし、高圧10号中実がいし、10号中実がいし用耐塩皿などが相当し、静岡県静岡市での発見率が圧倒的に多い。

愛知県豊橋市の方でも見た例があるが、愛知寄りの地域だとほとんど見かけない。


今回はそんな中

興津駅から南西方面へ1キロ程進んだ静岡県静岡市清水区で発見!


高圧用腕金に関しては、今回は大胆に!

FアームとCアームがミックスされたようなものでの発見となった!



その内、手前側の1本については

角型のCアームを使用したものとなっていた。

なお、高圧がいしについては、塩害対策として追加している10号中実がいし用耐塩皿がいしごと、茶塗仕様となっていた!ここでは写真手前側と右側に向かって張っている高圧引き込み線の引き留めにも磁器部分が茶色の高圧耐張がいしを使用している。

カバーも目立ちにくいグレーである。


奥の1本はこんな感じ!
こちらは大胆にFアームのようなものの先端に、半円仕様のCアームを取り付けたような構成となっている。


さらにその奥にある1本については!



下段回線は、本線の区分開閉器と引き込み用の区分開閉器の合計2台を取り付けていた。


Fアームに改造されている腕金は長いので、高圧引き込み線までの間に横付けされた近代仕様の茶色の耐塩皿がいしも見られた。

2039.上部基本形、下段は角型Cアーム




この日は興津駅周辺での撮影となった。



ひさひさの中部電力の配電線の撮影である。


ここでは2回線の高圧配電線を張ったものとなっているが、上部は2:1にして10号中実がいし(塩害地域のため、ここでは10号中実用耐塩皿を追加)を配置した基本形にしたもので

下段回線については、角型のCアームによる引き通しとなっていた。

2本連続で並んでいた。


2021年2月21日

2038.斜めで引き下がる高圧引き下げ線


斜めに引き下がる変圧器への高圧引き下げ線


変圧器が通常の前受けの取り付け方だと、柱の後ろ側にある自動開閉器の子局と干渉してしまうため、斜めに引き下がる形となったようだ。


2037.引き込みの引き留め箇所で、Dアームを平面になるようにして取り付け

 

Dアームというのは、通常は垂直に取り付けて、高圧配電線の配列は垂直に配列するのが基本であるが、こちらは違った!




Dアームは平面になるようにして取り付けられており、高圧配電線も水平配列となっていた。

通常とは違った取り付けとなっているため、ここでは補強のためアームタイなども取り付けられている。