2021年2月7日

1994.三角配列で受け止める。


 ここでは

電源側がラインスペーサーを取り付けての分岐となっているから


三角配列となった高圧配電線を受け止めていた。


その後はバランス維持のためか、ラインスペーサーなしの三角配列となっているが、次の耐張がいしによる両引き留め装柱で、元の水平配列に戻る。




三角配列は、本線の腕金のすぐ下に長い腕金を別付けして、対応しているようだった。



今回の撮影はこれで終了となった。





最後はグリーンライン、ブルーラインの順で帰ることに


都筑ふれあいの丘駅に来たのは6年ぶりだった。

1993.上部に空間を空けた鳥居型付きの振り分け引き留め


この感じだとこれは


電源側の腕金を小型サイズのDアームに取り換えたから上部に空間が空いたように見られる。


後で取り換えられたであろうDアームだけが真新しい。

元は空いた位置に水平腕金があったのだろう。



反対側はこんな感じ。


電線側は近代のアルミ線となっているが、負荷側は銅線だ。
折角だからその終端もちょっと見てみよう。

おまけ
分岐先は古い銅線が続いていた。




奥には高圧ピンがいしを左側に残した鳥居型の引き留め柱がいた。w

以前はここにも変圧器があったように思える。

おまけ投稿:引き通しの木製電柱

 

ここでは、手前側(負荷側)までは、普通の鉄筋コンクリート柱だが




畑沿いの箇所は、昭和の木製電柱となっていた。

まさか横浜市内にもあっとは





張られている低圧も単相2線式で古そう。

100Vの使用しかできない線だ。


木柱本体の年式などは一切見れなかった。





1本目の反対側はこんな感じ。

続いて2本目




単相2線式の低圧電灯線はここで終点

どうやら最初に見えた電灯用変圧器の設置箇所に、低圧立ち上がり線があるようだ。


こちらも年式などの確認は、一切できなかった。





続いて電源側だが、ここは普通にコン柱



1992.分路リアクトル装置が2本連続

高圧配電線は、工業団地など、負荷が多い地域では、昼と夜では大きく電力使用量に違いがあり、力率が悪くなる。


それを改善するために、大型の装置を取り付けた分路リアクトル装置があるのだが、2本連続で見かけたのは、今回が初だった。


まぁ正式には、1本挟んで2つあるという感じじゃな。




電灯用変圧器を取り付けたものを挟んで、手前と奥含めて、2本連続!


↑ここはそれほど負荷が多いようだ。

↑中には、途切れることなく、1本ごとに高圧引き込み線を分岐したものも見られた。

ここは明らか、高圧引き込み線を分岐するものが多い。


1991.Dアームの上縁に変圧器への高圧引き下げ線支持の腕金を直付け


 Dアームの下に変圧器への高圧引き下げ線を支持するトンボ腕金を設置できない場合は


このように、Dアームの上縁に1本の腕金を取り付ける場合もあるようだ。


唯、これはほとんど見かけない。

今回初めて見かけたかもしれない。


今はDアームであっても、変圧器への高圧引き下げ線は、Dアームに直付けされる例が基本であるから、こういうものも今後は新設がないだろう。