2021年2月7日

おまけ投稿:引き通しの木製電柱

 

ここでは、手前側(負荷側)までは、普通の鉄筋コンクリート柱だが




畑沿いの箇所は、昭和の木製電柱となっていた。

まさか横浜市内にもあっとは





張られている低圧も単相2線式で古そう。

100Vの使用しかできない線だ。


木柱本体の年式などは一切見れなかった。





1本目の反対側はこんな感じ。

続いて2本目




単相2線式の低圧電灯線はここで終点

どうやら最初に見えた電灯用変圧器の設置箇所に、低圧立ち上がり線があるようだ。


こちらも年式などの確認は、一切できなかった。





続いて電源側だが、ここは普通にコン柱



1992.分路リアクトル装置が2本連続

高圧配電線は、工業団地など、負荷が多い地域では、昼と夜では大きく電力使用量に違いがあり、力率が悪くなる。


それを改善するために、大型の装置を取り付けた分路リアクトル装置があるのだが、2本連続で見かけたのは、今回が初だった。


まぁ正式には、1本挟んで2つあるという感じじゃな。




電灯用変圧器を取り付けたものを挟んで、手前と奥含めて、2本連続!


↑ここはそれほど負荷が多いようだ。

↑中には、途切れることなく、1本ごとに高圧引き込み線を分岐したものも見られた。

ここは明らか、高圧引き込み線を分岐するものが多い。


1991.Dアームの上縁に変圧器への高圧引き下げ線支持の腕金を直付け


 Dアームの下に変圧器への高圧引き下げ線を支持するトンボ腕金を設置できない場合は


このように、Dアームの上縁に1本の腕金を取り付ける場合もあるようだ。


唯、これはほとんど見かけない。

今回初めて見かけたかもしれない。


今はDアームであっても、変圧器への高圧引き下げ線は、Dアームに直付けされる例が基本であるから、こういうものも今後は新設がないだろう。

1990.上部トンボ腕金、下段1本腕金

 


黄色がトンボ腕金で、下段のオレンジが1本腕金

というこの構成も中々ないと思う。


1989.高圧引き下げ線に黒いカバー




街路樹がある箇所では、高圧引き下げ線が年々成長する木々とこすり合って、被覆への傷を防ぐためか


たまにカバーを施設している箇所がある。

次にももう1本!