近代の設備では、高圧配電線路の途中に変圧器がない場合であっても、低圧配電線部分に、架空地線や変圧器の外箱などに接続される接地側電線が施設される例が多いが、ここは違った。
割と古い設備で、畑道の中をずっと高圧が通るだけだからか、珍しく低圧配電線部分には、接地側電線が張られていなかった。
ここでは開閉器装柱含めて、そういったものが並んでいた。
最初に見てきた開閉器装柱は、連系用だった。
柱自体の年式は1969年
中々ない。
珍しい。
なお、この場合は、アームタイから直接、接地線を地中へ引き下げるようである。
こちらも同じく、低圧部分に接地側電線は施設されていないから、直接アームタイから接地線が引き下がる。