2021年1月29日

1967.中腹部大きく突き出し。

 

最近では、高圧用腕金も長い離隔腕金が普及しており、高圧、低圧諸共、人家を避けるように施設することが多いが、ここは違った。

高圧用腕金だけは通常のものを使用しており、そこだけは大きく突き出ていない。

代わりに中腹を通る低圧が大きく突き出しており、それがなんだかまるでメタボのようにも見えたのだった。w

1966.木製電柱でクランプがいしと耐塩皿がいしが隣合わせで並ぶ。

 

ここでは旧式の木製電柱を使用したもので

高圧用腕金にそれぞれ、ジャンパー線支持用のクランプがいしと変圧器への高圧引き下げ線支持用の耐塩皿がいしが隣り合わせで並んでいたものを確認!

これまた中々ない構成だ。

とりあえずプレートの年式は、昭和45年(1970年)とあった。
軽く50年は経過したようだ。

辺り一帯は山に囲まれているから、長持ちしたのかもしれない。


反対側はこんな感じ。


最近では、木製電柱に耐塩皿がいしのある光景も中々見かけない。

クランプがいしはジャンパー線支持に(高圧の引き留めが中実耐張がいしの場合、ジャンパー線支持はクランプがいしが使われていた。)、耐塩皿がいしは、変圧器への高圧引き下げ線支持用にあるようだ。

当時物はその耐塩皿がいしぐらいだ。

後は一度は、設備更新をしたようである。


ここでは珍しく、クランプがいしと耐塩皿がいしの背比べもできた。
まぁそれは、もう我が家でも比較可能であるがなぁw

耐塩皿がいしの製造年確認のため、また反対側へ

耐塩皿の年式は、ここで見れた。



やはり当時物のようで、1970年(昭和45年)とあった。

1965.低圧配電線の引き留めに高圧耐張がいし


低圧配電線も時には何等かの事情でスパンが長くなることがある。

スパンが長くなればなるほど、当然普通の低圧引き留めがいしでは引き留めもできなくなるから、強度を付けるように高圧耐張がいしを使用することもある。

こちらのFアーム

右側へ低圧配電線を分岐しているのだが

その引き留めに高圧耐張がいしを使用しているのが見て取れた。



なお、通常通り、接地側電線と電圧側電線で区別ができるよう、一応その固定部にはいつもの低圧引き留めがいしもあった。



分岐先はこんな感じ。

この感じだと、駐車場があってその途中に配電柱を建てることができなくなったから、スパンが長くなったのかと思われた。



こちらも同じく、低圧配電線(電灯線)の引き留めに高圧耐張がいしを使用している。

1964.空中分岐で両引き留め

 


ワイヤーを張って高圧を空中分岐をする場合は、1箇所のみの分岐であることが多いが、こちらは違った。



両側で空中分岐を行っているようであり、その箇所は両引き留めだ。






なお、両引き留めに関しては、単一のアームでは行っておらず、一応2つのアームがあるのが見て取れる。

ちなみに関西電力管内など地方の電力会社では、こういうものは普通にあり、腕金を使用することもある。


1963.Dアームの背後に分岐用の開閉器

 


Dアームの内部に分岐用の開閉器のある光景




中々ない。