2020年12月26日

1927.開閉器装柱で合計6つの10号中実がいし

Fアームを使った開閉器装柱なのだが、これまた見慣れぬ構成あり。

というのは、開閉器へのリード線支持用に、それぞれ片側3つずつ10号中実がいしがあることだ。



ここは沿岸エリアで、強風によって、リード線が風で揺られる懸念があったのだろう。


反対側はこんな感じ。


1926.ついでだから使っちゃおうか

 

今回撮影のものは、なんだかそういう感じがするものである。w

Fアームは、2回線の高圧が支持可能な設計であるが
下段には高圧は架けられていないため、変圧器への高圧引き下げ線を支持している。

変圧器への高圧引き下げ線支持であるが


ここでは普通に1本の腕金による使用も確認できるが、引き下げ線が風などで揺られる懸念があったのか、ここではFアームの下段回線部分にも、変圧器への高圧引き下げ線支持の10号中実がいしが取り付けられているのが見える。


おまけ


この後は真鶴駅へ行った。



真鶴駅前には、木製電柱が1本ある。

ずっと前に、ここを電車で通った時に見つけていたものだった。

今回ようやく撮影に至った。


高圧設備は何度か取り換えたようで、真新しいがのぅw

プレートも打ち替えられており、年式はわからなかった。


1925.大型サイズのDアームで2回線支持!





 Dアームが登場した頃は、2回線同時使用といった構成は見かけた覚えがないが、最近ではそういったものも普通に普及している。

ここでは裏のビルから高圧を引き離すため、大型サイズのDアームが上下で確認できた。


裏の影もまたいい感じw



おまけ














1924.上部に空間のあるFアーム

 これは単純に、かつては最上段にもう1回線あっただけの名残であるが、Fアームの上部に空間があるという構成が変わった感じに見えたから、思わず撮影


というよりもここは、2回線ある隣接配電柱からの支えとして、支線を張っているから、そうしたとも言えそうか


架空地線支持の腕金であるが、アームタイでしっかり補強されているのが見える。

まぁ肝心な架空地線はないものとなっているが・・・

1923.別の腕金に引き込み開閉器

 


東電管内では、開閉器は直接高圧用腕金に取り付けるのが基本であるが、ここは違った。



ここでは高圧用腕金が、高圧耐張がいしの付いている側(引き留め側)に取り付けられており、強度に懸念があるためか(引っ張られてしまうから)、別の腕金を用意して、そこに開閉器を取り付けているのが見えた。



おまけ