2020年11月28日

1898.基本形どうしの斜め交差

 

基本形どうしのこうした交差点は


あまり見かけぬ

1897.開閉器2台装柱

 


東京電力管内で開閉器2台装柱は珍しい。


ここでは各1つずつ高圧引き込み用に取り付けているようだった。



反対側はこんな感じ

1896.ちょい長サイズのDアームで水平配列

 2020年11月28日、この日は群馬の渋川駅付近の撮影へ向かった。



この辺には何があるのかというと!変圧器への高圧引き下げ線に6号中実がいしを使った生きた化石がある。w

まぁでもそれは古いタイプとなるから、ここでは掲載せず、変わったものだけを掲載していこう。

さぁここでは



ちょいと長めのDアームを使ったもので


珍しく高圧配電線が水平に配置されたものを発見だ。


と、ここで!


んにゃ?w


さっきまであれだけ曇っていたのに、あぁここで、奇跡の晴れ間~登場ww


とりあえずじゃあ、その奇跡の晴れ間に乗じて、反対側はこんな感じとなった。w


おまけ 


変圧器への引き下げ線支持に6号中実がいしを使った生きた化石はこれだ。

(結局掲載しちゃった。w)

変圧器への高圧引き下げ線支持の高圧がいしについてだが
ここで使われているのは耐塩ピンがいしや普通の高圧ピンがいしではない。
東電管内では初期規格品となる6号中実がいしを使用している!

ここでは!


上下のトンボ腕金の各先端に2つずつ取り付けられている変圧器への高圧引き下げ線支持に、6号中実がいしを使用している。

令和になった近代でもまだ生き残りがいたようだ。

まぁ、海風による錆びの影響を受けない内陸だからなぁ

または、変圧器が直付けに運よく更新されなかったっていうのもある!

2020年11月21日

臨時投稿:レアな遮蔽線

 送電線の下に施設された遮蔽線については、中部電力管内でも古いタイプとなっているようで、ほとんど見かけることがない。

これについてはどちらかといえば古いタイプとなるので(今後ホームページの方で掲載予定でいるので)、臨時投稿として投稿しておこう。


(と思ったが、こちらで公開する方が容量がほぼ無限大なので、ちょっと多めに掲載しちゃおう。w)

ここではこの先の道路沿いにて!


送電線の下を通過する配電線の上部に施設された3条の遮蔽線を発見!

この感じだと、以前はスケルトン仕様の気中開閉器はなかった感じだな
高圧用腕金にはかつてジャンパー線を支持していたであろう
3つの10号中実がいしが残っている。

ちなみにこちらは、東海道新幹線から唯一見える遮蔽線である。

(のぞみだと早すぎて見えないかも・・・確か豊橋に行く途中、ひかりから見たような覚えがある。ほんの一瞬であるが、東京方面からだと右側2列の窓側の座席から見ることができる。w)

さて、中部電力の遮蔽線だが、こちらは東電とは違い、高圧耐張がいしや高圧ピンがいしなどでしっかりと絶縁されているのが確認できた!
(まぁでも稀に東電管内でも耐張がいしなどで絶縁されている遮蔽線は見たことがある。しかし大半はストラップのみの引き留めが多い。)

続いて年式についてだが、それは大分地面に近い位置に書かれているようだった。

電柱番号札は見ても建柱年の記載はないので、やはりこちらの鉄筋コンクリート柱の銘板を確認する。↓

確認してみたところ1970年とあった。(ちょっと隠れ気味だが上端に書かれている。)

昭和45年か、やはり遮蔽線は古いものというわけだな

電柱番号札はこの通り


上を見上げるとこんな感じ!


さて、もう一方についてだが!

こちらは腕金とがいし類は一度更新されているようだ。


なお、ここでは上部通過の送電線もレトロだった。


やはり架空地線支持の三角帽子がない送電塔は古いよな


この送電線路名は、高塚舞阪線というようだ。

年式は昭和40年とあった。

1965年か、遮蔽線より5年古い感じである。




こうして、浜松での撮影はとりあえず今回はこれで終了となった。

まだ繁華街の方で撮影したいものがあるが、今回は諦めよう。

1895.異種のカバー混ざる。

 

こちらは


基本形で交差分岐をしているものとなっているが

注目したのは下段の交差側の耐張がいしのカバーである。



従来の黒色の他にグレーも一部混じりあっていた。

右側は右端に、左側は中央である。