2020年10月31日

1864.開閉器、ギリ収まる

ここでは高圧用腕金に初期型の離隔腕金を使用したものとなっているが!


鳥の落とし物被害が多いのだろう、ここでは棒のようなものがびっしり!

区分開閉器については珍しく、Dアームの内部に収まっているのが確認できた。

かなりギリギリな感じで収まっているようである。

それでなかなか見かけない感じか・・・

1863.分担して開閉器


 高圧用腕金に!

新手の離隔腕金を使ったものとなっているが


ここでは分岐箇所にある区分開閉器の取り付けについては、分岐の水平腕金には直接取り付けず、背後にもう1本腕金を取り付けて、そこに区分開閉器を取り付けていた。



こういった場合ならは、本線の離隔腕金のDアーム部分に開閉器を取り付けてもいいようにも思えるが、それだとジャンパー線をちゃんと固定できなくなってしまうためか、ここでは分担させたようだ。

にしても、あまり見かけぬ構成である!

そういえば架空地線については離隔腕金に更新後も架空地線キャップで支持することにしたようである。

1862.ダブル変圧器逆配置で旧式

ここでは元々建物側にダブル変圧器を設置することからして既に珍しいが


どうやらここでは、ダブル変圧器を支えている変台、それからその各変圧器への高圧引き下げ線を支持している腕金類の形も珍しく、その点はまた旧式のようだった。

この仕様を見たのは千葉の市川以来だ。

しかし10年くらい前に撮影したのが最後だから、いつ撮影したのかはもう忘れた。w



高圧カットアウトの製造年は1978年を示していた。

逆光だが反対側はこんな感じ!








1861.やり出し装柱でクランプがいしやや不均等配列

 

全てのクランプがいしを片側へ寄せたやり出し装柱となるが


ここでは写真から見て一番左側のクランプがいしがやや内側へ寄っていた。

1860.丸型変台とトンボ腕金が分離

一見はなんの変哲もない開閉器装柱であるが

ここで気になったのは、変圧器の土台付近である。


ここでは珍しく、丸型変台とトンボ腕金が分離していた。

こういった例は一体型が多い。


ちなみにその1本前では、高圧カットアウトを高圧配電線付近に取り付けるものが見つかったので、元はこちらもそうだったのかもしれない。

それで土台とトンボ腕金が分離していたのかと思われた。

その1本手前のものというのがこちら↑

高圧カットアウトを高圧配電線付近の上部に取り付けたものは、丸型変台が登場した昭和50年頃に登場している。

上部に高圧カットアウトを取り付けていた理由はこうである。

下段に高圧カットアウトがあると、配電柱の下の方に取り付けている街灯と(柱上でする上で)干渉してしまうから

昔は結構、国道沿いなどでも配電柱に街灯を取り付ける例が多かったから、そういったものが数多くあったらしい。