2020年8月11日

1794.反対側に一つの白目w

 



やはりこれは、万が一の支線への漏電対策なのだろうか



高圧中実耐張がいしで高圧配電線を引き留めている反対側では

支線の引き留めに1連の高圧耐張がいしを使用している光景を発見だ。

そんな光景が私には、妖怪話に出てきそうな一つ目小僧、いや白目に見えたのだった。w

1793.やり出しで変わった振り分け


全ての高圧配電線を片側へ寄せた(やり出し)ものによる振り分け引き留め装柱


これも中々見かけない構成だ。


なお、一部では支線の引き留めに1連の高圧耐張がいしを使用している箇所も確認できた。

東京電力管内では基本的に、架空地線の引き留めや支線の引き留めには、高圧がいしを使うことがない。

ここで支線の引き留めに高圧耐張がいしを使っている理由については、恐らく、塩害地域で漏電を懸念している影響なのかと思われる。


1792.間隔狭し!

 高圧用腕金と上部にある変圧器への引き下げ線を支持しているトンボ腕金との間隔であるが


こちらはかなり狭くなっていた。


反対側はこんな感じ。

↑ところ狭しに変圧器が並ぶ。

こうとなれば、上部のトンボ腕金は不要にも見えるが、ここは一応海に近いエリア(ビル風などを含み、強風が吹きそうなエリア)であるから、省略しなかった感じだろうか

ちなみにだが、過去には間隔が狭くなっていなかったとしても、上部のトンボ腕金を省略したものを確認済みだ。

1791.使われていない耐塩ピンがいし

ここでは区分開閉器の付近にて、使われていない3つの耐塩ピンがいしを発見!


今後使用予定があって、待機しているのだろうか
しかし通常は、地中引き込み線用では、ケーブルヘッドの上部に引き下げ線支持のがいしは取り付けられない。
これは配電幹線の立ち上げ及び引き下げ地点で使われることが多い。


こちらの方は見たところ、引き込み用に思えるが・・・

1790.突き出し固定の高圧結合器!


ここでは、無電柱化されている北斎通り沿いに合わせて、高圧を引き下げたり立ち上げたりしているものがあるのだが、その立ち上げ及び引き下げ地点には、必ず、区分開閉器が設置される。


その区分開閉用に、ここでは自動式の区分開閉器を備え付けているのだが!


自動開閉器によくありげの高圧結合器が、ここでは突き出すような形で取り付けられていた!


これまた中々ない構成である。


え・・・ガン見されたが、反対側はこんな感じで!w



なお、ここでは自動式の開閉器を備え付けたものが2本連続しているが、どちらか一方が北斎通りの地中に施設されている地中配電線路の接続用で、もう一方がこの道の本線用に施設されている開閉器かと思われる。
こちらが地中線路接続用だろうか?

また、こちらの高圧用腕金であるが、まだ北斎通り沿いに電柱があったことを物語っている一面がある。

腕金が少し下がっている。

電柱があった頃は、振り分け引き留めか空中交差分岐が行われていたことだろうと思われた。