2020年6月20日

1784.基本形でダブル変圧器を横受け


 基本形でダブル変圧器が横受けなんていう構成もまた珍しい。

これは東北電力でよく見かける形である。

東電管内では、変圧器を横に配置してしまうと、変圧器への引き下げ線と低圧配電線とが接触してしまうから、ほとんど見かけることがない。

従来は正面配置が基本だった。

(↑今はもう変台のある装柱の新設は見かけなくなったので、過去形で明記しておく)

なお、中央の変圧器への引き下げ線については、接触しても大丈夫なよう防護管が取り付けられていた。


続いて、変圧器の用途についてだが、これは背後の結線を見る限り、三相3線式200Vの動力用で間違いないかと思われる。


反対側はこんな感じ!


中央のみ黄色の防護管あり。




さらに遠くからはこんな感じだ。w

撮り過ぎw

この日の天気は微妙だった。





1783.離隔腕金のDアーム部分にて、高圧を引き留め

 こちらは珍しい!

初代の離隔腕金のDアーム部分を使って、高圧を引き留めていた。


なお、そのDアームの先では、離隔腕金の分岐で使われる水平腕金を取り付けている。

1782.Fアームでダブル変圧器を横受け!

ここでは

高圧と低圧の支持を可能としたFアームで

ダブル変圧器を横受けに配置したものを発見!

高圧引き込み線や低圧配電線が配電柱の正面にあるため、ダブル変圧器を正面に配置できなかったのだろう。



おまけ



がいし2連については、一応、山梨にもある模様

なお、こちらは年式的には、比較的新しい感じだ。

臨時投稿:次は東花輪駅へ

2020年6月20日

市川大門駅付近にで撮影を終えた後は、東花輪駅へと向かった。

















それにしても、こちらの駅舎はまるで竜宮城のようですな

O_O

1781.振り分け引き留めとがいし2連

 

ここでは2回線の振り分けを行っているらしいが


下段回線については、がいし2連による振り分け引き通しとなっていた。


ちなみに写真右手前方面にある

こちらの鳥居型付きの開閉器装柱の開閉器は、連系用開閉器のようだった。


連系用である証拠はここに


年式は1974年のようだった。

鳥居型といえば、やはりその時代背景のものが多い!