今回は、現存するものとしては非常に珍しい!送電で使われる無ヒダ懸垂がいしを入手!!
入手品は、皇紀表記、皇紀2596年製=1936年製(昭和11年製・どうやらこの時代より、皇紀表記になった模様)
製造メーカーは松風工業社
ちなみにこのがいしの使用例は
こちらの写真は、2019年2月17日、足尾銅山にて撮影 |
足尾銅山ぐらいでしか見たことがない。
丁度その左上に、似たような懸垂がいしを発見だ。
ここで赤く見えるのは、錆びかと思われる。
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その区分開閉用として、ここでは珍しく、通常の三相開閉器が単相開閉器として稼働しているものを発見した!
単相で稼働しているので、中央の電線については、電源側、負荷側ともにぶった切られている。
ここでは2回線の高圧配電線を張ったもので、レアな構成を発見!
中々見かけぬ構成だ。
続いて、そのお隣では
配電柱が一斉移設(更新)される光景も、また珍しいのではないかと思い、撮影!
なお、移設更新後については、やはりいずれとも、根入れ部分の4分の1を鉄筋コンクリート柱にして、残りの4分の3を鋼管にした新種の支持物となっていた。
ここでは、低圧電灯線の需要が街灯ぐらいしかないせいか、珍しく単相2線式低圧電灯線の新設が確認できたのだった。
多分これは、普通の家が周囲にあったとすれば、単相3線式に切り替わることだろう。
いや、銀白世界というべきか・・・
これについては、近年、低圧本線よりも上部に変圧器を施設するのが基本形となってしまったので、そうしているように見られる。
ここでは単相3線式の低圧電灯線(100Vと200Vの両方の使用が可能)を施設したものを確認したが、その電線どうしの間隔は狭くなっている。
一斉移設は続く!
こちらは珍しい。
恐らくこれは、定位置に戻すために2重の鋼管柱があるのかと思われる。
手前にある真新しい方が定位置に戻される方であろう。
おまけ
こちらは変わった地名である。
これには思わず、「ボボボーボボーボボ」を思い出した。
昔、そんなアニメがテレビ放送してたっけ?懐かしい。
私は、その世代頃の人間です。w