2020年5月17日

1758.川の横断箇所で2方向分岐!

 

ここでは、高圧配電線が川を横断するために三角配列となっているのだが

(これは、風に揺られて伴う電線どうしの接触防止かと思われる。)


この先でやや珍しい構成を発見だ。

三角配列となった2段の腕金の合間に、2方向に向けて高圧配電線を分岐したものを発見!

2020年5月7日

緊急告知!マツコの知らない世界・再放送の件w

マツコの知らない電柱の世界の件ですが、新型コロナウイルスの影響で、新しい収録ができない影響で、また私の電柱の回が再放送される運びとなりました。

なので、トップページに掲載中の電柱部屋がまた出るかもしれません。w

https://www.tbs.co.jp/matsuko-sekai/
↑現在、サイトのトップページを確認したところ、もう予告に電柱が載ってました。ww

なお、今回の再放送は、「身近だけど知らなすぎる世界SP」として、4つのジャンルを一気にまとめて再放送されるようなので、私の部分は少しだけかもしれません。

放送は無事終了しました。

2020年5月3日

1757.ついに支柱も鋼管に!

 東京都内でもじわじわと普及しつつある鋼管柱

この手の鋼管柱も最近では、根入れ部分である4分の1のみを鉄筋コンクリート柱にするなど、色々なものが登場している。

通りすがりでiPhone XRにて、撮影

今回は、環七通り外回り、葛飾区奥戸7丁目交差点にて、その手の鋼管柱を支柱として使用したやや珍しいものを撮影!

(しかし環七もついに、東京23区東側の地域も無電柱化工事を行う予定でいるみたいだった。特に南側の江戸川区側では既に行われている箇所もあるが、これまで残っていた区間についてもついに、歩道に緑の箱が置かれはじめた。)


唯ここは

新しい鋼管柱は、那須電機鉄工さんの製造品が多い。

よ~く見てみると、上部の方はまた違った材質のものを使用しているようにも思えた。

支柱は上部にそれなりの張力が加わるので、特殊なものを使用したように思えた。


実際


支柱に鉄筋コンクリート柱を使用したもので、上部の方で亀裂が発生しているものを見た覚えがある。


2020年4月25日

臨時投稿:がいしコレクションw

今回はどうやら
関西電力管内にて、海沿いの地域で使われている耐塩耐張がいしを入手したみたいだ。 

クレビスキャップのある側面には、高圧がいしであることを示す赤釉が円状に描かれている。

製造メーカーは大阪陶業(旧:大陶碍子、現:日本ネットワークサポート社)製で、製造年は1972年製のようだった。

こちらは2015年11月23日、兵庫県神戸市内にて撮影

続いて、使用例はこちらに!
中大安亭商店街というアーケード沿いにあったが、現在はアーケードは撤去されている。

2015年11月23日撮影

黄色で囲った部分で使われている。


2020年3月15日

1756.被覆のある架空地線



まず、架空地線についてだが、これは配電線の最上部に施設されるワイヤー(グランドワイヤー)で、あえて電気の通っていない電線を最上部に張ることで、雷をそこに落ちやすくするわけだが
(雷というのは高いところに落ちやすい。そのため、配電線の最上部に電気の通っていない電線を張るのである。しかしまぁ最近では、その架空地線は廃止傾向にある。)



ここでは何故か!



架空地線に絶縁被覆を用いたものが発見された!?
(多分これもずっと前に車から撮ったような記憶があるが、リベンジ撮影ということで再撮影w)
これでは架空地線の意味がないような気がするが・・・


発見したのは、国道4号バイパスの西草加変電所(草加の電柱置き場)付近である。

架空地線キャップの支持点にて、架空地線の絶縁電線の被覆を剥いで、接地線を降ろしている配電柱

そこの配電用変電所周辺では、架空地線に絶縁電線を使用したものが見つかった。




ここの架空地線は、何か通信線の役割も担っているのだろうか


送電でいうOPGWだろうか



一方これは、他の配電線路でも確認できた!

架空地線だが、やはりこちらも両引き留めを除いた箇所については、黒色の被覆が付いている!
なお、以前までは、西草加変電所からずっと続いていたようだったが



その地点については
絶縁被覆の付いた架空地線があったのは、更新されていないエリアのみであった。
こちらは更新されているので、架空地線に被覆はない。

最近、新築の家が建ち、その目の前にある配電柱も茶色塗装のものへ更新されたので、絶縁被覆を付けた架空地線は確認できなかった。
だとすると、あれは古いものか


なお、その西草加変電所からの2回線の高圧配電線の立ち上がり柱というのがこちら


ここでは、2回線を近距離で立ち上げているわけだが、これより少し奥へ行った箇所で、絶縁電線となった架空地線が確認できた感じである。


変電所内部には、大きな送電塔で形成された小松川線が出入りしているが、2回線の高圧配電線については、瀬崎線という66kVの送電線路から6600Vに電圧を落として、配電幹線を張っているようだった。

その瀬崎線の送電線というのがこちらの写真の中央に写っているものですな


なお、立ち上がり柱には、どこの変電所から来ているのかの表示も見られた。


おまけ



こちらは、さっきの小松川線の送電塔である。



こちらはねん架鉄塔のようだった。



建設年は比較的若い。
建設年というよりも、建て替えか


草加の電柱置き場には、真新しい鋼管柱が置いてあった。
最近の鋼管柱は、鉄筋コンクリート柱(←根入れ部分で適用)と複合型になったものが登場している。