2020年1月2日

1597.上段分岐に見せかけて、実は下段より分岐!



ここでは中央から奥へかけて2回線の高圧配電線が続いているが


その中で写真手前のこちらの引き通しの分岐柱!!


上段分岐に見せかけて!




←実は下段回線より分岐という構成となっていた!
元々1回線だった箇所を2回線に増設して、このような状況になったと考えてしまうが、愛知県内では、稀にあるものらしい。ストリートビューでは他に、岩倉市の方でも見かけた記憶がある。

1596.ハンガー装柱の腕金を高圧用腕金で固定! その1

中部電力管内でよく見かけるハンガー装柱だが、どうやらそのハンガー吊されている腕金の固定方法については、地域ごとに若干の差があるようだ!



↑通常はこのように、2つのアームタイを高圧用腕金のすぐ下の辺りから吊り下げて固定するが!



こちらはいつものものとは、違っていた!



ここでは高圧用腕金から直接2つのアームタイのようなものを下げて、柱上変圧器がハンガー吊されている腕金を固定しておった!

変圧器の容量については、特に大容量というわけではなさそうだった。


年式は1972年のようだった。


反対側はこんな感じで!

高圧用腕金からの吊り下げとなると、変わった感じに見える。

1595.ロングパイプアームで2回線の間隔狭し!


普通は配電幹線側が上部に来ると思うが


ここではその幹線側である2回線の配電幹線が下段に来てしまっているためか

上部はパンザーマスト継ぎ足し仕様となっているが、恐らく全体的に見ると右側へ引っ張られてるらしく
上部の方は、右へ左へ少ししなっているのがわかる。

2回線の高圧配電線を支持しているロングパイプアーム間が結構すれすれとなっていた。

しかしこれには事情がありそうだ。
よ~く見てみると、ここでは2回線中、遠方用電源用として張られてる最上段回線から分岐の高圧配電線を取り出しているのがわかる。

1594.架空地線キャップやり出し仕様で、耐張がいし2:1による開閉器装柱!レア!



中部電力管内では、高圧配電線を耐張がいしで両引き留めしたり、10号中実がいしで引き通しする場合は、2:1に配置するものも目立つが


では?その状態でやり出し改造版の架空地線キャップを見たことはあるだろうか?


ないと思うぞ!w




ここではそんなレアものを発見したのだった!w

なお、高圧用腕金の本数もいつもとは違っており、単一腕金ではなく抱腕金となっていた。

1593.パイプアーム仕様の小型サイズのDアームで、中実がいし引き通し!




ここでは


高圧配電線の支持に、近代普及のパイプアーム仕様の小型サイズのDアームを使っているが


そのアームによる10号中実がいしの引き通しを見たのは、今回が初だった!






この手のアームについては、引き留め箇所で使われている光景を見るので、これは珍しい!



それから、高圧配電線の支持がパイプアームとなると、架空地線の支持も遮蔽範囲確保のため、やり出し改造版の架空地線キャップを使う傾向にあるらしい。