2020年1月2日

1595.ロングパイプアームで2回線の間隔狭し!


普通は配電幹線側が上部に来ると思うが


ここではその幹線側である2回線の配電幹線が下段に来てしまっているためか

上部はパンザーマスト継ぎ足し仕様となっているが、恐らく全体的に見ると右側へ引っ張られてるらしく
上部の方は、右へ左へ少ししなっているのがわかる。

2回線の高圧配電線を支持しているロングパイプアーム間が結構すれすれとなっていた。

しかしこれには事情がありそうだ。
よ~く見てみると、ここでは2回線中、遠方用電源用として張られてる最上段回線から分岐の高圧配電線を取り出しているのがわかる。

1594.架空地線キャップやり出し仕様で、耐張がいし2:1による開閉器装柱!レア!



中部電力管内では、高圧配電線を耐張がいしで両引き留めしたり、10号中実がいしで引き通しする場合は、2:1に配置するものも目立つが


では?その状態でやり出し改造版の架空地線キャップを見たことはあるだろうか?


ないと思うぞ!w




ここではそんなレアものを発見したのだった!w

なお、高圧用腕金の本数もいつもとは違っており、単一腕金ではなく抱腕金となっていた。

1593.パイプアーム仕様の小型サイズのDアームで、中実がいし引き通し!




ここでは


高圧配電線の支持に、近代普及のパイプアーム仕様の小型サイズのDアームを使っているが


そのアームによる10号中実がいしの引き通しを見たのは、今回が初だった!






この手のアームについては、引き留め箇所で使われている光景を見るので、これは珍しい!



それから、高圧配電線の支持がパイプアームとなると、架空地線の支持も遮蔽範囲確保のため、やり出し改造版の架空地線キャップを使う傾向にあるらしい。

1592.横並びのDアーム!



ここでは本線にDアームを使い、高圧引き込み線への支持にもDアームを使っているため


横並び状態のDアームが確認できた。


そう数がないレア構成かと思う。


ところで、Dアームバージョンの開閉器2台装柱は初見かな

1591.2回線横並び水平配列で!片方は頭上引き留め!!



旧式例でも横並びに2回線を水平配列させるために長い高圧用腕金を使ったものを見かけているが


どうやら最近のタイプでも一応そういったものがあるようであり、ここでは最新鋭のパイプアーム仕様で、横並びさせたものが確認できた!
なお、こちらについては、上部で高圧引き込み線の分岐を行っているため、頭上引き留め状態での発見となった。
それにしてもこれは、激レア構成かと思う。


さて、お次はこんな感じであった。



どうやらこちらは、看板を避けるために水平配列にさせたらしい。