2019年12月29日

1565.アームタイのある長いDアーム




少し長めのDアームにアームタイのある光景

これもまた珍しきものか

1564.連系用開閉器で上部の腕金長め

こちらは、2回線の高圧配電線間に常時スイッチオフ状態の連系用開閉器を取り付けたものとなっているが



塩害地域のため、錆は濃いめ
高圧がいしは、10号中実がいし仕様の耐塩皿がいし

上部の高圧用腕金の長さについては、通常仕様より少し長めのものとなっていた。

あまり見かけぬ構成のような感じがしたので掲載!




1563.2回線中、上部が基本形で下段が角型のCアーム!

過去に似たようなものを長野県の軽井沢で撮影済みであったが


今回はちゃんと車を降りた状態で、同様構成のものを撮影することができたので、掲載することにした!w

ここでは、上部が基本形で、下段が高圧支持部を角型にした角型のCアームとなっていた!
珍しい!

なお、高圧用腕金の取り付け向きについては、恐らく負荷側向きかと思われる。
1枚前の写真で、後ろ側の引き通しを見ると、家側を向いているものもあると思うが、いずれとも高圧用腕金はこっちを向いている。

1562.CとFの合成腕金!



今回発見のこちらは!


なんだか角型仕様のCアームとFアームを合体させたかのような腕金となっている。


なお、そうした腕金については、やはり現場で直接アームを組みながら手作りする仕様のようである。
それにしてもこちらは、2回線の振り分け引き留め箇所でもあるようだ。
後ろにある引き通しを見ると、ここではどうやら電気は写真の奥から来ているようで、ここで右へと2回線を振り分けているようであった。
と同時に、ここでは左手前側に向けて、高圧引き込み線の分岐も行っている。
それもここでは、その高圧引き込み線もうまい具合に交わしているのがわかる。

1561.CアームとDアームによる2回線の配電線!!1本は、旧型仕様にて!



今回発見のものは極めて珍しい!
中部電力の配電線撮影に十数回程行った人の感想になるが
CアームとDアームの2つの腕金がある光景は珍しいと思う!
なお今回は、静岡県静岡市清水区桜が丘町地区での発見となった。
なんとここでは!丸みを帯びた半円仕様のCアームとDアームの2つが一緒に取り付けられているではないか!
このようなタイプは初見だ。

それもCアームについては、逆三角配列!次いで下段のDアームも古いようで、中実がいしは横付けされていた!なお、このDアームには、架空地線を支持できるようなスペースはない。


さて、年式を!


古いようで、1972年のようだった。
それにしても、コン柱のパックリ割れは大丈夫?
東電管内の場合はよく補修されているのを見るが、ここではなんら手は加えられていない。
全体的に見て、この配電柱はカーブを振っている配電線を支持していて、柱にそれなりの負荷が加わるから、亀裂が入りやすいのだろう。



さて、CアームとDアームの2つが一緒に取り付けられたものについてだが、もう1本手前にもあった!


しかしこちらは、最近設備更新をしたような形跡があり、2回線中下段にあるDアームについては、架空地線を支持できるようなスペースのある近代のものとなっている。
それにしてもはて、上段にある丸みを帯びた半円Cアームについては、別に旧式というわけではないのか?
それから、そのCアームで支持されている高圧配電線の配列についてだが、やはりここでも逆三角配列となっている!



さて、この先では、道路を超えること(地上高不足)になるから、配電線を一旦地中へ引き下げている形となっているが





←ここでは、2回線中、上段は水平配列、下段は縦型配列となるから、立ち上がりもこのような感じとなっていた!