2019年11月30日

1532.やり出し装柱によるがいしの不均等配列・一部大きく間隔空ける!

不均等配列特集!





今回発見のものは、全ての高圧配電線を片側へ寄せたやり出し装柱にて、クランプがいしの間隔を一部、大きく空けたものを発見!


まぁ大体この手のものは、鉄筋コンクリート柱の更新時にそうなることが多い。

1531.支持手法変更?


変圧器への引き下げ線を支持できそうな腕金が大型の低圧用腕金の上下に見えるが


ここでは変圧器への引き下げ線支持用としては、現状は使われていない。


小さな低圧引き込み線の引き留め用としては使われているが、なんとも大げさな感じである。w
柱上変圧器を土台不要のものに取り換えた際にこうなったのだろうか?

1530.1本の腕金で架空地線を分岐

腕金を使って架空地線の分岐を行う場合は


高確率で鳥居型の採用を多く見かけるが、ここは違った!


普通に1本の腕金で架空地線の分岐を行っていたのだった。

通常はそう

このように、鳥居型で架空地線の分岐を行うはずである。w

1529.やり出された架空地線支持の腕金をコン柱で支持!


全ての高圧配電線を片側へ寄せるとなると、それに合わせて架空地線も片側へ寄せることがあるが


ここでは架空地線キャップや腕金などは特に使わず、やり出させた腕金を直接コン柱に取り付けていた。

1528.送電線の近くを通過の配電線


こちらは、ガントリ鉄塔を使った送電線の引き下げ箇所のため、かなり低い位置を送電線が通過しているものとなるが


ここではかなり近距離の下で、配電線が通過していたのだった。



これは旧式例だと、確実に遮蔽線を張ると思うが、ここでは張られていなかった。
唯、配電線の高さについては、やはり避けるように低くしている。


まぁ、千葉では確実にこうする場合は、今でも遮蔽線を張ると思う。



おまけで

反対方面にある送電鉄塔を!
こちらについては、通常見かける送電鉄塔とはやや形状が違うのが見てとれる。
2条地線かつ、大きめの送電塔だから、そう見える感じか・・・