2019年11月30日

1521.振り分けるDアーム


こちらはあまり見かけない


2方向へ高圧配電線を振り分ける普通サイズのDアームだ。(写真中央の配電柱で、下段)

なお、手前の高圧配電線については、引き込み線のようである。
(責任分界点を超えた先にある高圧引き込み線を引き留めている方では、古い雨覆い付きの旧式ケーブルヘッドも確認できる。)

高圧引き込み線の分岐の方で使っている区分開閉器については、Dアームには取り付けず、水平の腕金に取り付けられていた。

おまけ



奥の方では、最近では見ることが減った、高圧と低圧の両方を支持可能となったFアームと、高圧のみ支持可能のFアームが見えた。

1520.大型サイズのDアームで内側に架空地線支持の腕金あり!


Dアームに直接架空地線支持の腕金を取り付ける場合は、高圧支持部のすぐ上に取り付けるが


ここは違った!

少し内側に寄った位置で、架空地線支持の腕金を取り付けていた!

1519.激レア!絶縁柱上トランス!!


周辺にある農地への漏電防止用のものだろうか



ここでは、高圧耐張がいしや高圧ピンがいしを使って


柱上トランスを大げさに絶縁したものが見つかった!








どうやらここは道が狭いようで、そのため、支持物はパンザーマストとなっているから(かつ、漏電ししそうだから)、柱上トランスを念のため、おおげさに絶縁させたように見られる!
(※基本的に狭い道では、16メーター級に長い鉄筋コンクリート柱の建柱は困難である。そのため、狭い道では、現場で小さなパーツを組み合わせて形成するパンザーマストを建てる。)



それにしてもこの絶縁!



過去に、中部電力管内でも、やはり、支持物にパンザーマストを使ったもので見たことがあったが!(中電管内では探すと稀にある感じである。
今回は内陸部で、しかも、東電管内の配電柱でそれを見かけるとは、非常に驚いた!!



珍しいので、激写しておいた。w
全て道から撮っているので、そこは注意願いたい。
なお、電柱のふもとにある私道らしき道へは入っていない。






高圧耐張がいしについては、このような使い方もあったとは!
ここでは、柱上トランスが捕縛バンドによって固定されていないので、やむを得ず、高圧耐張がいしを使って上部から固定しているようであった。



別アングルはこんな感じだ!





それにしても、高圧耐張がいしの数が物凄い!
なお、変圧器の土台については、高圧ピンがいしで絶縁されているのがわかる。

1518.離隔腕金でGW支持の腕金を補強!


11月30日、この日は石和温泉駅付近での撮影となった。


さて、最近やたら多い離隔腕金だが、離隔腕金は最新鋭の長い高圧用腕金であり、また、最新鋭であることから、GW(グランドワイヤー・架空地線)なしのものが多いから、こういうものを見つけるのは、現状は郊外以外では困難である。

架空地線を支持している2本の腕金だが、ここでは補強のためか、アームタイで固定されているのがわかる。

というのは、高圧用腕金として使っている離隔腕金に架空地線支持の腕金を取り付けて、さらにその腕金を補強したこの種のものを示す!w
それもここでは、架空地線の支持用として使っている腕金の本数も、東京都内で見かけるものとは違っている。東京都内は1本仕様が多いが、山梨ではよく、その手のものでは、2本の腕金を使用したものを見かける。

2019年11月16日

1517.2:1にして高圧耐張がいしを配列!

普通ならこういったタイプは


クランプがいしの2連にするかと思うが、ここは違った!


ここでは珍しく、高圧耐張がいしを2:1に配置していたのだった!
まぁカーブを振っているので、そうしたい気持ちがわかるが、東電管内の設備で見かけることはほとんどない。逆にお隣の中部電力管内には大量にあります!w

そう言えば同種を過去に、町田の鶴川団地でも見たことがあったなぁ
団地特有の構成なのだろうか

なお、今回は、藤の台団地での発見となった。


そして最後は!小田急線の玉川学園前駅付近での撮影となったので、折角近くまで来たことだし、読売ランドのイルミネーションを見に行くことにした。w





読売ランド前駅よりひたすら徒歩で歩いて到着!w




今回の撮影は、これでおしまい!っと