2019年11月3日

1480.1本腕金でGW両引き


こちらは
よくよく見てみれば








←架空地線の支持についてだが、1本の腕金によって架空地線が両引き留めされておった。
ここで言いたかったのは、唯それだけなのでした。w


1479.横型水平配列!2回線仕様!!


横型に水平に整列されている2回線の高圧配電線を見かけたのは、今回が初である。


岐阜県の方で、大きく横に広げた高圧用腕金は見たことはあったんだが、2回線どちらも高圧配電線を支持したものを見かけたのは初めてであった。


しかも高圧用アームには、旧式のアングルを使っている模様!


この配電線は、道でないところで確認できた。
特にショートカットというわけでもなさそうなんだが


まさかそれを軽井沢で発見することになるとは!

1478.大きなVストラップを使った空中分岐!


通常は、中央の高圧耐張がいしを固定するのに使われる大きなVストラップだが、ここでは高圧用腕金を、まるで宙に浮かせるかのごとく支えている!

このタイプについては、愛知の方でも探せば見つかる感じである。

1477.開閉器を直付け!


ここでは


張られている2回線の高圧配電線間で連系を取り合えるよう(片側の回線がなんらかの影響で故障した際に対応できるようにと)連系用開閉器が上部回線の2:1引き通しの高圧用腕金に取り付けられているが

その開閉器の直付けは初めて見かけた!


中電管内では、開閉器を取り付ける場合は、別の腕金を用意することが多い。

1476.Cアームを使った複雑な分岐



ここでは、高圧配電線を2回線張ったものが続くが、手前からして既に珍しい構成か!?



こちらは上部は2:1の基本形で、次いでその下段の方だけはCアームとなっている。


中部電力管内でも、高圧配電線を2回線張る場合は、電線の配列は揃えることが多いような気がする。
それに対して、ここでは下段のみCアームだ。
まぁ、奥の方にあるガソリンスタンドなどの看板が絡んでいそうだ。



さあ、複雑な分岐というのはこちらだ!

分岐の概要については、上段回線は自動式の区分開閉器を挟みながら分岐
次いで、下段回線は、開閉器なしでそのまま分岐

いずれとも下段回線から2方向分岐されているのだが、そこがちょっと複雑そうに見えたのだった。

さぁ、奥の方では、上部基本形、下段Cアームにしたものが続いていた。

ここでは、2回線ある内の上段回線より高圧配電線を分岐させているかのように見えるが、実際はそうではない。
下段回線より長いジャンパー線を引っ張って、下段回線より分岐しているのがわかる。

それから、これは中部電力の癖だろうか

東電管内では、高圧配電線を2回線張った場合に1回線を分岐する場合は、必ず下段回線の高圧用腕金のすぐ下に分岐用の高圧用腕金を取り付けるが、中電管内では、上段回線のすぐ下に分岐用の高圧用腕金を取り付けている。
(というのが、上段回線から分岐しているかのように見せかけて、実際のところは、下段回線からの分岐というものだ。)

中電管内では至るところで見かける。
まぁ、後から下段回線を増設させてそうなりましたということも考えられるか・・・


うん、これが通常の分岐例だな!
下段回線(Cアーム)の高圧用腕金のすぐ下に分岐用の高圧用腕金を取り付け!