2012年10月13日

715.固定しながらの分岐

 高圧2回線のタイプでそれぞれ同時に2回線の高圧線を分岐しているタイプですが
本線側のすぐ下には1本の腕金が設けられており、分岐側の腕金とで固定されています。
以前見かけた支線で支えるタイプとは別のタイプだと思い撮影!

2012年10月11日

714.日光東照宮の構内用電柱

この日は母親も日光東照宮へツアーで出かけていたようですので、またしてもその際に撮影されたと思われる電柱達も掲載しちゃいます!
また、偶然にも変わったタイプが写っていました。
帰宅後の会話
「変圧器が角型だったので珍しいと思い撮った。」と話していました。
自宅に飾り付けている模型の電柱が効果を発揮したようです。w

日光東照宮、私は小6の修学旅行以来、行ってないですね

 そして、珍しい光景を見ることができる構内用電柱です。
構内用電柱は、電力会社の電力柱から分岐された後、構内に敷く(電力柱とは異なる)構内
用の電柱のことを指します。また、敷地内では構内○号柱とそれぞれ番号も細かく決められているようです。
観光地ですので、やはりコン柱は茶色に塗装されています。
 高圧用腕金は今も再び増えているショートサイズのものが使われています。
変圧器への引き下げ線支持も内陸部ですのでピン碍子、さらに2連結の耐張碍子先端の引き留めクランプカバーは長いタイプが採用されています。この辺のパーツに関しては、個人的には古いイメージがあります。
この上段の構成は老朽化で年々数を減らしていますが、都内の練馬区、杉並区、中野区の古いタイプで見ることができる組み合わせです。
 トランス周りの構成はやはり構内特有の構成です。
変圧器の部分は新しいのですが、高圧カットアウトが箱型なのが不思議な組み合わせです。
土台も新しいもので丸型土台のものが採用されています。
変圧器も東電管内の電柱で見かけるものなのですが・・・

 構内用で使っているものは、やはり異なるようで、こちらではブッシングの先に茶色の丸みの帯びたものが付いています。
 茶色に塗装されていないものもあったようです。
綺麗な色をしており、最近新設が行われたように見られます。
 高圧用腕金はやはりショートサイズのものです。
2本の高圧線、単相交流用に最も最適なサイズですよね
 トランスは構内用電柱独特のタイプであります。
何時もの円筒形ではなく角型です!やっぱり電力柱と構内用では大きく使い分けられており、種類が違うんでしょうね
尚、高圧カットアウトも箱型タイプが使われています。
 こちらは3本の高圧田で三相交流タイプ
こちらは茶色に塗装されています。
 構内用電柱ですので、ジャンパー線支持の碍子はピン碍子が使われています。
これは東電管内の電柱では古いタイプの分類に入るのですが
一応古いタイプのもので、今も確認はしています。
 最後の電柱、やはりこちらも茶色塗装です。

トランスは角型で、最上部にある2連結の耐張碍子先端の黒の引き留めクランプカバーは、やはり長いタイプが採用されており、こちらも古いイメージがあるタイプです。
機会があれば今度は自分で行って再撮影をしたい次第です。

713.外れちゃってます。

前記事に引き続き、猪苗代新幹線追跡時にて・・・
電柱を見上げれば思わぬ欠陥を発見してしまうこともあります。
 こちらもその1本になりそうです。
 真ん中のジャンパー線のみバインド線が中実碍子から外れてしまっています。
強風なのかそれとも鳥によるものなのかは不明です。停電は発生していないようです。


両端のものは正常です。
正常なものはこのようになっています。
銀色のバインド線は結構頑丈そうに見えましたが、結び方が悪かったのでしょうか、外れてしまっている光景は初めて見ます。
また、低圧ピン碍子からバインド線が外れてしまっている光景はこれまでに2件ほど目撃しています。
1件は千葉県木更津市のホテル三日月近くで見ました。海沿いで風が強いからなのかなぁ

追記:最近ではコスト削減の為かジャンパー線支持の碍子も高圧用の場合は、両端は完全になくして、コン柱を避ける真ん中のみしかジャンパー線支持の碍子を取り付けないタイプも増えています。(腕金を中央に固定している両引き留めの場合)

712.落ちそう・・・

 前記事に引き続き・・・
 田舎道に1本だけ低圧用にと手作りのアームを取り付けている電柱を発見!
傾きが発生しています。
落ちそうな感じです。
カーブ地点ですし、さすがにアームタイ1本だけでは支えきれなかったようです。
後ろには猪苗代新幹線724号鉄塔が写ります。
ちょっとこの辺の日々は、この鉄塔を少し巡ってました。^^
左に行くと川があるのですが、特にその川を渡る部分はレトロ感あるV字吊りとか良いです。

2012年10月4日

711.配電線と平行しながらの鳥居型

田舎道の電柱に・・・
 ちょっとした変り種を発見!
 それは最上部を通る架空地線を支持している支持物、鳥居型の向きです!
よく見てみればこちらは珍しく、配電線と平行になるようにしてそれが取り付けられているのです。
これは普通のものでは配電線とは平行にせず、垂直にして取り付けている光景を見るのが殆どです。
また、この鳥居型は古いタイプのもので、架空地線の分岐、又は引き留めをする場合によくこのタイプが採用されていたみたいです。

ここではそのような感じは一切しなかったのですが、よくよく見てみれば腕金が取り付けられていたような跡が見られます。

 以前は高圧線ごと分岐していたのかもしれません。
鳥居型は大体、1970年代頃に多かったようです。
ここもその頃から残っているような色合いをしています。
碍子もやや均等には並んでいません。分岐していた名残?