2012年6月8日

691.ショートサイズで均等じゃないタイプ

  高圧用腕金の横幅サイズが何時ものものと比較してみると短いです。
まぁ今のところ、千葉県を中心に最も多い、引き通しタイプで見かけるショートサイズの腕金です。
耐張碍子での引き留めタイプの場合は、それ以外の一都やその他県内でも新設が行われるようになり増えているようですが、引き通しタイプで多く採用されているのは千葉県のみで、この辺は結構複雑です。
 何故千葉県だけ多くショートサイズの腕金を採用しているのかが疑問です。w

まぁ、ここではその高圧用腕金がショートサイズでありながら、碍子が均等に並んでいないのです。珍しいです。

真ん中の碍子は丁度アームタイのすぐ上に来ています。
コン柱最上部には架空地線が生き残っており、鳥居型によってそれが支持されています。
それと真ん中の碍子とで干渉しないようにする為に、ここでは碍子を均等に配置していないように見られます。
鳥居型も色合いから1970年代からありそうな感じです。高圧用腕金は一度交換されたようですが

 隣も全く同じ格好ですが・・・違うのは変圧器だけかな^^
左隣のものが何時もの普通サイズ(横幅サイズ)です。


さらにその隣も・・・
 団地内の電柱ですし、電線の下には駐車場もありますので、これだと困るということで、ちゃんと電線には鳥が止まらないように対策されています。
こっちの架空地線支持物は腕金1本タイプですが、それでも碍子は近づけないように均等には並んでいません。

690.犯人は中実碍子!

 平成の始まり頃など、ちょっと前では多く見られた、Fアームを使っているタイプですが
 よく見てみればかなり錆びている箇所が見られます。
 Fアームでは腕金に寄っている箇所だとこのようによく横付けにして碍子を取り付けている場面を見ます。
どうやらジャンパー線を支持しているこちらの碍子が犯人のようです。
中実碍子が横付けになっていて取り付け金具付近が雨水に直接あたる為か、結構錆びている感じなのでしょうか

2012年5月30日

689.何もなしで、ある対策


 最近の設備では、開閉器や変圧器がない状況下で避雷器を取り付けたものは、そう見かけなくなった気がします。
 見かけなくなったのは、変圧器や開閉器自体に避雷器を内蔵するのが主流になったことだと考えられます。
こちらは、開閉器や変圧器などはありませんが、高圧用腕金には3つの避雷器が取り付けられています。

ちなみにすぐ近くでは、避雷器とはまた別の装置、限流ホーン(正式名称不明)と呼ばれるものも、最近では試験的に導入が始まっているようです。形は現在の中部電力管内の電柱で見られる耐雷ホーンに似ています。どちらとも、雷を逃す為に取り付けているものになるようです。
 こちらも最近移設が終わった比較的新しいタイプのものになりますが
 限流ホーンについては、ここでは見られません。
限流ホーンが見られ始めたのって、大体2012年の夏頃からですね(2013年にこの記事を書き込んだので、そう書き込んでおきます。)
また、田舎道ではやはり、まだ架空地線キャップの新設をしているところもあるみたいです。
 最後は古そうな鳥居型タイプでの引き留めタイプ!
こちらも特に何もありませんが、最後に立つ引き留め柱で雷での被害が大きくなるからでしょうか
こちらも避雷器が取り付けられています。
なお、最近登場した限流ホーンについても、こういう引き留め柱で使うこともあるようです。

688.やむを得ずの新設

 腕金を組み合わせて低圧線の腕金を作っているタイプは古いタイプの分類に入り新設は見かけません。
 しかし、ここでは最近、古いコン柱から新しいコン柱へと移設が終わったようなので、ここではやむを得ずの新設と言えそうです。
 古いタイプの分類に入ります、腕金を組み合わせて作っているタイプの低圧用腕金が取り付けられています。
さらに低圧本線を支持している引き通しの低圧引き留め碍子は内側を向いています。
 強度的の問題で
古いコン柱撤去時には、今のタイプに戻されるかもしれないです。
以上、田舎道でのちょいとした珍しい光景でした。

687.何かが巻いてある。

 田舎道に立つ、一見は何の変哲もない1本の電柱
 しかし、よく見てみるとこの道端に立つものは連続して、下の方に何かが巻いてあるのです。
 こちらの黒い物体です。
田舎道ですし、蔦も夏場にかけて出てくる箇所もありますので、その予防の為に巻きつけているのかと思われます。