2012年5月30日

688.やむを得ずの新設

 腕金を組み合わせて低圧線の腕金を作っているタイプは古いタイプの分類に入り新設は見かけません。
 しかし、ここでは最近、古いコン柱から新しいコン柱へと移設が終わったようなので、ここではやむを得ずの新設と言えそうです。
 古いタイプの分類に入ります、腕金を組み合わせて作っているタイプの低圧用腕金が取り付けられています。
さらに低圧本線を支持している引き通しの低圧引き留め碍子は内側を向いています。
 強度的の問題で
古いコン柱撤去時には、今のタイプに戻されるかもしれないです。
以上、田舎道でのちょいとした珍しい光景でした。

687.何かが巻いてある。

 田舎道に立つ、一見は何の変哲もない1本の電柱
 しかし、よく見てみるとこの道端に立つものは連続して、下の方に何かが巻いてあるのです。
 こちらの黒い物体です。
田舎道ですし、蔦も夏場にかけて出てくる箇所もありますので、その予防の為に巻きつけているのかと思われます。

2012年5月19日

686.傾き

 狭い路地で高圧線も太い2回線の配電線タイプは珍しいです。
 旧角度の配電線を両引き留めにしているタイプですが、ここではちょっと腕金が傾いてしまっています。
2本の腕金を支えているアームタイをもう少し上に取り付けていれば傾きは防げると思われますが、電線が足りない為にあえてこうなっているとも言えそうです。
傾きにあわせて、変圧器への引き下げ線も弛んでいます。

685.不思議な部分!

「低圧線だよな~」と思いきや確認してみると、どうみても低圧本線から分岐されているのですが!
 一見は最近ではあまり見かけないと思いきや、今ではちょいと珍しい鳥居型の引き通しタイプ!(鳥居型タイプは架空地線を分岐する際に採用されているタイプを見かけるのが殆どです。ところが、ここではまっすぐ引き通しタイプなのに鳥居型です。ここでは丁度、架空地線の繋ぎ目になっている為にそうなっているのかと思われます。)
鳥居型のタイプは、千葉県ではまだまだ探せば沢山ありそうです。

 さて、ここでレアものです!
低圧用の分岐に、なんとここでは!
高圧用のCVTケーブルが使われています。
CVTケーブルといえば、都心や駅前でよく高圧用として使われているあれです。(山道でも木々が沢山生い茂る場所では見かける場合あり!)
この用途での使用例はかなり珍しいです。
 低圧本線からの分岐はこんな感じで、直で100Vの電灯線から出てますね
 引き込み口側はこんな感じで、この部分はいつも通りですが
ここで高圧用のCVTケーブルには少し違和感があります。w
もう一度、一番好きな部分に視線を移します。

昔ながらの鳥居型はやっぱり良いなぁ~
鳥居型も新設は中々見かけないですね

2012年5月12日

684.1つはコン柱に寄ります。

 碍子の配列の変り種も、彼是色々なタイプを発見してきているが・・・
こちらもまた珍しいと思いきや、つい撮影!
真ん中の碍子がコン柱に寄っているタイプを見るのは初めてかな
さて、何でこうなっているのかというと、最近この電柱は移設を行ったようです。
その為、今間隔が広がっている2本の高圧線間には古いコン柱があったと思われます。
しかしながら、もう既に古いコン柱の方は撤去されたようです。それでも碍子の配列は元の標準タイプに戻されていないので、今も尚均等にせず変わったように見える感じです。