2012年3月14日

660.まっすぐ真下! その2

伸ばして分岐!大田区には探すと何本か見つかったのですが、今回発見のタイプもまた凄そうな感じです。
こちらもまっすぐ真下へと高圧引込み線を分岐しています。
開閉器へのジャンパー線支持には耐塩ピン碍子が使われているのがわかります。
真下へ向けて高圧線を張っているので、それを引き留めている3つの耐張碍子も真下を向いて取り付けられています。
その耐張碍子はヒダの部分に雨水が入って腐食しないようにとやはりヒダの部分は下を向いて取り付けられています。
斜め下から眺めるとこんな感じ。高圧引込み線もぐにゃりという形で下へ下がっています。
大田区にもこれ以外にも、開閉器をつけながらこのように伸ばして分岐しているタイプは、探してみると結構見つかりました。
開閉器は99年製のものでした。
下にある引き込み側も連結部分を曲げながら耐張碍子は真上を向いています。
635.まっすぐ真下!! その1

659.交差しているので伸ばします。

平成初期頃に登場したと思われるF型アームもこれに似たような新しいものの登場で、こういう交差点でも最近では見られなくなってきていたりもするのですが
その中で、こちらはちょっと長いものがあります。
それは最上部にあるこれです!
そう、架空地線を支持する腕金が少し長いのです。恐らく交差側にある高圧線と接触させないようにちょっと長くしているのかと思います。
ところで、何時もの長さはオレンジ色に錆びている部分で留まっているのが普通になります。

658.伸ばしてさらに伸ばす! その1

普通のD型腕金は左下に写る電柱に取り付けられているものが普通です。
ですが、こちらは大型サイズのD型腕金で横に伸ばしているのに、さらにその先に腕金を
継ぎ足して横の長さを伸ばしています。
反対側から眺めるとこんな感じ。よく見てみたら低圧用にも高圧用の腕金が使われています
低圧用の腕金も腕金を継ぎ足して、さらに長さを伸ばしています。
手前の家に隠れるように電柱が立っていることからこうなったと考えられます。

2012年2月28日

657.狭めながら方向を変える

狭めながら方向を変える! これは、関西電力の電柱には沢山ありそうな感じですが、東京電力管内の電柱ではレアな分類に入ります。
電柱の下には、工事用の壁が立っていることにより今後はマンションなどが立つことを考えて、こうなっているのかと思われます。
広々しているのに、それ以外にわざわざ狭めるタイプはあまり見かけません。偶に国道沿いなどで見かけるくらいです。
又、狭まっている高圧線は唯狭めているわけではないようで、高圧線にはちゃんと十字スペーサーを取り付けて狭めているのがわかります。
高圧線も狭めるとそれと引き留めている耐張碍子も勿論狭まります!ここだけは、何だか窮屈な感じも少ししてきます。
又、スペースが余った部分には避雷器を取り付けています。

2012年2月21日

656.工場とそこに立つ電柱が合う感じ

ゲートブリッジを見てきた帰り道、荒川の土手沿いを走っていたら
電力会社の電柱でないもので久しぶりに、何だか変わったタイプの電柱発見!
コン柱を2本使って門型になるような形で腕金が取り付けられています。
又、高圧線を支持しているのは耐塩皿碍子ではなく耐塩ピン碍子でした。
こういう感じの工場だったりすると一緒に耐塩皿碍子が見られそうな感じもしたのですが、ここでは見られませんでした。
隣で高圧線支持の2:1に並んでいる耐塩ピン碍子の配列になりながら、あのケーブル終端接続部の取り付け方が良い感じですね
次の電柱で最後でした。
こちらは耐張碍子の連結部分にはあの何時もの黒のカバーがありますが

高圧線を引き留めている部分にはカバーはなく、古い感じがします。

昔はこういうタイプの電柱も電力会社の電柱で多かったはず

というか現在でもその電柱で実際に1つの耐張碍子にのみにカバーがないタイプの電柱を見たこともあります。

今回発見のタイプも先端のあの長い黒のクランプカバーがないので中身の構造をよく眺めることができました。
方角的には写真左が南で、海がある方向になるので、耐張碍子の溝の部分は海とは反対の方向を向くようにして取り付けられています。
さて、ここで先程の門型電柱のところまでバックして再度眺めてみます。
奥と手前側に立つ電柱はそんなに古そうじゃなかったのと、以前撮ったものと似ているので撮りませんでした。
手前側に立つこれは電力会社の電柱でも見ることができるタイプのものです。
先端の黒のカバーが長いタイプでジャンパー線支持にも中実碍子です。
ですが、こちらの建物に取り付けられている碍子類には興味津々です。w
多分こちらに変電設備があると思われますが
その右側で高圧線を引き込んでいる耐張碍子は黒のカバーありの何時ものタイプですね
でも先程の門型電柱に向かっている左側に取り付けられている耐張碍子はカバーなしの古そうなタイプです。
ですが、同じく連結部分には黒のカバーがありますが
その右下には昔使われていたと思われる昔の赤ラインありの高圧引き留め碍子も残っていました!