三相4線式の低圧配電線路が基本となっとる栃木県に偶にあるみたいだ。
なお、奥の方は別に動力線を1回線追加で併架しており、低圧としては珍しく、水平腕金が上下に2本ずつ固定したものが並んでいた。
なお、この場合は珍しく、普段は中々見られない青色の低圧ピンがいしを目にすることもあるが、ここはそうではなく、低圧ラックを上向きに固定し、低圧引き留めがいしを使っている。
ちなみに戦前の低圧配電線の配列は、東電管内も水平配列が基本だった。
昭和30年になってから、今の形(3本の動力線のうち2本が水平配列、電灯線は3本全部縦型配列)になった。