2012年12月2日

733.ある小学校の電柱

 ある小学校の構内第一号柱ですが
1つだけ引き留めクランプカバーが今にも外れそうで落ちそうです。
電力柱でも古いものでは、カバーは後から取り付けられたようなものも見かけます。
実際に外れかかっているカバーも何本か見ています。既にそれが外れてしまって引き留めクランプむき出しのものも幾つか確認をしています。
後から取り付けたものでは、神奈川県では赤いテープを貼って外れないように固定しているものを見たことがあります。
都内は確か黒のテープで固定されているはず。

2012年11月25日

732.更地に寂しく

 建物が壊された後でも一人寂しく1本、残っています。
現役時代は構内用電柱として活躍していたことでしょう。
 しかしながら残っているのは1本のみです。
車道側とは別の方向を向いている為、以前は他にも構内用電柱があったと思われますが
 耐張碍子には既に電線はなく、曲がった状態で残っています。
引き留めクランプも付いたままです。
耐張碍子にはロゴも見られます。旧ロゴで日本ガイシ製のものですね
となりますと、1980年代以前のものであるのは確か!

731.上部にかなりの空間 その2

 碍子2連タイプですが、高圧用腕金が結構低い位置に取り付けられています。

よく見てみたら上部には送電線が通っていました。

2012年11月22日

730.普通→特大

 新しいタイプのものでも急激に増えているD型腕金のタイプですが
 ここでは普通サイズと特大サイズの両タイプが取り付けられています。
特に最上部に開閉器用の普通サイズ、その下に特大サイズという順序が珍しいです。
普通のタイプならそのまま特大サイズに開閉器は取り付けちゃうのですがね

2012年11月1日

729.耐張碍子を使わず高圧引き込み線を分岐(現存せず。)

 耐張碍子を使わない高圧引き込み線を発見です!
 この場合、電力柱(電力会社側の配電柱)と構内第一号柱(高圧需要家側が管理する構内用配電柱)との間では、耐張碍子を使って両方とも引き留めると思うのですが、あのスペースにそれが収まらなくなってしまうからか、ここでは中実碍子で高圧引き込み線の引き留めを行っているように見られます。
それにしても中実碍子で高圧配電線の引き留めを行ってしまうとは、かなり珍しいです!!
今まで見たことがありません。
構内第一号柱のケーブルヘッドは、昔主に内陸で使われていた旧式ケーブルヘッドです。
3本の電線を1本のCVケーブルにしてしまう不思議なものです。
中実碍子での高圧引き込み線引き留め箇所の拡大写真はこんな感じで!

中実がいしのすぐ左には、責任分界点(電力会社側と高圧需要家側の設備の境目)を示す黄色のチューブも見られます。

728.長い線

 低圧本線オンリー(電灯線100V)タイプなのですが
3本の低圧本線から低圧引き込み線を取っていると思うのですが、その線がかなり長いです。
左まで長~く続いています。

727.変り種続出!


 変わったタイプが続出です!
 4本ある内、2本は古いタイプだと思うのですが、まず最初に見られたのがこちらです!
 なんと、耐張碍子の配列が2:1で配電線が引き留められています。
腕金は比較的綺麗な色をしているので最近設備更新されたのかと思われますが、碍子の配列を2:1にしながらの引き留めは初めて見ます。
また、中部電力管内の電柱では2:1の耐張碍子は両引き留めのタイプで見かけます。
そちらでも2:1の引き留めタイプは見ませんね
 続いて、次もまた変わっているのです!
 こちらはかなり錆びていて古びたタイプですが
架空地線キャップも錆びてはいないけど少し前の古いタイプ
 なんと!今度は両端が耐張碍子で両引き留めになっており、よく見てみれば真ん中が中実碍子で引き通しです!
これがかなり珍しい!古いタイプでこういったタイプもあったのかなぁ・・・
中野区ではオール中実碍子引き通しタイプも発見済みだったりもします。
 次もまた変わっています。
 今度は両端がクランプ碍子で引き通しです。
 その中で今度は中実碍子で引き通しかなぁ~と思いきや・・・
おや
 今度はなんと、真ん中を耐張碍子で両引き留めです。
そこでジャンパー線支持の碍子が中実碍子になっていました。
で、最後は普通に引き留めだったのですが、変わったタイプが続々と見つかったのは驚きが隠せなかったです。w

726.外側だけを引き留め

 都内杉並区にて、またまた珍しいタイプを発見です!
 碍子の配列を3:0にしているタイプなのですが、今回は左側2本は引き通しになっていて
 一番右側の1本だけがコン柱によって引き留められています。
このタイプは真ん中のみを引き留めているタイプを見かけるのが殆どです。特に杉並区での発見が多かったような気がします。世田谷区でも少なからず何本か発見済みです。
杉並区の電柱はプレートを見上げると建柱された年月の印字が見られます。
1957年7月に立てられたようで古いです。
昔から住宅が多い地域ですので、コンクリート柱化も早かったんだと思います。

2012年10月20日

725.不思議な目つき

 2連結の耐張碍子先端には、黒いこのような引き留めクランプカバーがあるのですが
 一般的なものでは細い高圧線にはこのタイプと、もうひとつ太い電線用のものがあります。
そこで、ある学校の構内第一号柱なのですが
 その引き留めクランプカバーが変わっています。
引き留めクランプの形状を見る限り、あの長いタイプをここでは採用すべきだと思うのですが
 ここではちょっとカバーの形状が変わっています。
一応カバーのようです。
初めて見ました。普通の電力柱では見たことがありません。

何だか不思議な目つきです。^^

724.捻りながらの引き留め

北堀線の送電塔を始点まで追跡した時に千歳変電所付近にて!
後ろに北堀線No.1送電塔が写ります。


ごく普通の低圧オンリーのタイプなのですが


よく見てみれば2本の両引き留めの動力線の低圧引き留め碍子に捻じれタイプのストラップが使われています。

高圧線の耐張碍子で使われている部分でしか見ないことが多いので、珍しいと思いきや撮影!
この部分で捻じれタイプを見るのは珍しい。

2012年10月13日

723.上部にかなりの空間 その1


構内にやってきた高圧引き込み線を引き留めていて引き下げている開閉器付きの構内第一号柱ですが・・・

上部にはかなりの空間が空いています。珍しい光景です。

722.何時もなら中!


 高圧用の腕金に特大サイズよりかはちょいと短めなタイプである、ちょい長サイズのD型腕金を使っているタイプです。


自動開閉器が取り付けられています。配電自動化システムを導入した自動開閉器装柱ですね


ここで珍しいのが、この開閉器をD型腕金の外に取り付けていることです。
中に縦枠の腕金が入って支えている為、どうやらあのスペースに開閉器は収まらなかったようです。

721.固定しながらUターン!!

 そもそもこうやってUターンしながら路地へ入る配電線はあまり見かけない気がします。
それだけでも結構珍しいタイプの分類に入りますね
何れも耐張碍子は今はあまり新設を見かけないもので中実耐張碍子となっています。
2連結の普通耐張碍子よりもこっちの方が値段が高いようなので、新設はあまり見かけないようです。
それでも取り付けの方はこっちの方が容易なはずです。

ここでは配電線をUターンさせながら
2本間の腕金は縦の腕金によって固定されているのがわかります。

720.Fアームで伸ばした部分にさらに継ぎ足す

 まだまだ探せば見つけることができるこのタイプ!
今回は神奈川県の鎌倉市内での発見となりました。
 Fアームの高圧用腕金の先にさらに腕金を継ぎ足して伸ばしています。
こちらはその中ではちょっと仕組みが変わっていて
交差する高圧線から少しでも離す為のものかと思われますが

継ぎ足している高圧用腕金を下に取り付けているのは珍しいです。
曲がっているようにも見えないので、強度は大丈夫なようです。