東京電力管内では、昭和40年代頃までは、道幅の広い道路や国道沿い、都道沿い(街道沿いも含む)で大いに普及していたが!
今回は奇跡的に、東京都足立区で撮影したものを掲載しよう。
ハンガーによって、変圧器が吊り下げ固定されているのも古いが
↑ここでは変圧器への高圧引き下げ線を支持している高圧がいしも耐塩皿がいしとなっていた!
耐塩皿がいしに関しても、近年、東電管内では廃止が続いている。
なお、高圧カットアウトの製造年は1973年(昭和48年)とあった。ちなみにここは、向かいのものも古そうだった。
引き通しのクランプがいしであるが、2連による引き通しである。
写真で記した部分が2つのハンガーとなっている。
これを腕金から吊り下げることで、柱上変圧器を吊り下げ固定していたわけだ。
お隣の中部電力では今も基本構成となっているが、東電管内では今では絶滅状態にある。
さて、耐塩皿がいしの製造年であるが
こちらは相当古いようで1963年を示していた。昭和38年である。
しかし高圧カットアウトの製造年は、それよりも10年も若かったから、このハンガー装柱の年式は、1973年(昭和48年)かと思われた。
ちなみにここは、私が2009年(平成21年)10月3日放送の「忙中趣味あり!熱中時間!(電柱熱中人)」に出演した際に放送されたロケ地でもある。w
(※当該番組は終了している。)
私は是非とも、そのテレビ番組で珍しい装柱を出したかったから、ここを選別したのだった。ww