2017年8月28日

ブログ開設・10周年記念!

お知らせ:2013年後半頃より、「碍子」から「がいし」に表記変えます。
詳しいことはこちらをご参照下さい。
また、Fアームの次世代版として登場したものに対し、これまで「新型Fアーム」と明記していましたが、Fアームのような正式名称は特にないことを知ったので、私は「離隔腕金」へと表記を変えます。

↑配電線 第2展示室にてw!
それはともあれ、電柱ブログは2017年8月で10周年を迎えました!

↑コレクションもあれから大分増えました。ww
じいちゃん世代の昭和6年製の線引き2本入りの旧型高圧ピンがいしや茶台がいしから~あの耐塩皿がいしだって、昔の通信ねじ切がいしカップだって!それから現代のクランプがいしまで、もう何でも持ってるよww

↑配電線 第1展示室にて!w
(電柱サイトの更新はいつもこの部屋でww)
右手前には、昭和の動力用トランスを取り付けたダブルハンガー装柱を模型で作ってみました!!w


飾るのはいいが、ハウスダストアレルギーとかいう現代病で咳が止まらん!w
それでもわしは飾り続ける!w
(なんでよりによってこんな、アレルギーとかいう現代病なんかに!
80年前に生まれておれば、ぜっていこんな現代病なんかにかからんだろう)
大きなガラスとかで、模型のある部分だけを囲まないとダメだなこりゃ・・・
そうすれば、外ケースを雑巾で拭くだけで、埃は除去できるだろう。
(只今、2台の空気清浄機を強風稼働中ww)




そして!

いつか集めようと思っていた!!

↓古い配電線資料(配電工学、配電法、配電線論述本)コレクションもここまでの数にwwww
もう何でもありますよwええw
博物館を作る準備は着々と・・・w
後は庭に!実物のマイ配電柱を!!やっぱり置きたい!!!ww
そして最後はそれを展示する物件ね
配電線 第2展示室には、小さな配電線、送電線関連の図書館・史料館もw

ちなみに、↑にある香蘭社130年史は、過去に新聞に載った時に香蘭社さんより頂きました。この場でお礼を述べさせていただきます。なお、土と炎のエレキテルの本では、日本ガイシ博物館に実際に展示されている一部のがいしが画像で確認できます。なお、そこでは、ダンカンがいし等、全く見たことがない強者も写っておりました。w他には、全く知らない形状をした初期型スモッグがいしも!!


暗号のような数式はわからんが、時には、当時の高圧がいしの種類や当時の配電柱の図面(ハンガー装柱や変台装柱、油入開閉器装柱等)が載っているなんてこともあるのだ。


よって、このブログの記事は、これらの本を参考にして書かれることもあります。w
いや、ホームページも全部含めてだ!ww
「ええ、もう国立国会図書館並みに貴重な本まで持ってますよw」
ちなみに、これらの本の存在は大学で知りました。w
(ふと、昼休みに、以前在学していたとある電気科大学の図書館で昼寝をしていたところ、本棚にこのような本がずらりと並んでいることに気が付き、開いてみたところ・・・www)

中でもこちらの本は現存数があまりなく、かなり貴重なのか、かなり高かった。
ちなみに、アマゾンでも中古が出ていない。

また、本の内容については、まるで学習塾にでもいるかのような書き方で面白い
明らかに、他の文献とは雰囲気(書かれ方)が違う。面白味がある。
勿論、当時の配電柱のイラストから詳しく説明が載っている。


↑そして!その中で一番高額であったのがこちらの本であり、ヤフオクで運よく出品されていた。
金額について述べると、正直、4万近くしました。ww(電柱のためなら、大枚はたいてでも買うよww)
実はというと、途中、オーディオファンらしき人物との競りがありました。w(あん時は、落札後、出品者に向けて評価した後、相手の評価欄が見えた時代でしたので、相手の買ってるものを見てみて、すぐにわかりました。w)
ちなみに、その時はなんと!送電教室の方も!一緒に売られていたのですが、相手が4万超出せるようでしたので、そっちの方はあきらめました。w(実はいうと、送電教室の方は、誰かの書き込みがある本だったらもう持ってるしwwカバーのない本だが。。。まぁでも、今後、書き込みのないやつがでたら欲しいなw)

そして、配電教室、送電教室の本についてですが、これら2つの古書に書かれている内容はとある学習塾のようで内容の書き方が面白いです。
ちなみに、配電教室という本の存在も以前在学していた電気科の大学で気が付きました。w

後はまぁ、貴重な本は突然の水害などにやられても大丈夫なよう、iPhoneで全部内容を撮っとくべきですねw(←スキャナーだと、ちんたらしてて遅いんでw)

いや~将来は全部集めて、配電線博物館でも設立したいなぁww
(※置いてあるがいしや配電線関連の古本は全部買ったものです。)

そこには是非、私の詳しい説明を書きを添えたマイ配電柱も!!
(東京都内は電柱をなくす気でいるらしいので、あえてそこだけでも、こういう人物がいたということを後世に伝えるため、残したい。www)
後、自宅にマイ電柱を建てるんだとしたら、配電幹線からワイヤーを使った空中分岐で単相交流2線式の高圧配電線で引き込むことになるだろうなぁ
そんで、終点には自宅用の電源用として、単相3線式の低圧電灯線を引っ張り出すことができる10kVAの変圧器を設置することになるだろうなぁ
支持物については、今の近代的なものではなく、できれば昭和の凝った、GWの引き留めが鳥居型や耐塩皿がいしなどもつけたいが、それは今の規格上は多分、無理だろうなぁ






さて、ここからは!

「Ah!電柱好き少年ゴロンディーナー」と題して
10周年記念!・電柱写真編!!を掲載しようかと思います。


10周年記念写真・その1

↑今でいえば、これは上野イーストタワーの裏通り(コリアタウン)にありました。以前は、大きな建物を壊した後だったのか、元々更地だったのかは知りませんが、大きなコインパーキングでしたので、開発が免れた=いじられなかった結果、そのまま昭和時代の初代のFアームなるものが残っていたのかと思います。ですが、今は大きな高層ビルが建ったので、裏通りの配電柱の数も2本だけに減ってました。そして、そこから北方向にも初代Fはあったのですが、全部、巡視の目に見つかってしまったのかw全部なくなっていました。恐るべし!開発の力(T_T)
因みに、今では過去のストリートビューにさかのぼってもその現役の姿を見ることはできません。(ストリートビューが開設された2008年当時はまだ見えた気がするのですが、いつの間にか2010年以前のものが見えなくなっていました。そのため、見れません。w)なお、自分はこの変わったタイプがそこにあることに気がついたのは、ずっと昔から気が付いておりました。w→この付近を通る首都高1号上野線を入谷から車で上がった際、しばらく進み、助手席からふと左側を向くと「なんか変わった形があるなぁ」てな感じでw

一番凄かったのはやはりこれかな、東京都台東区東上野地区は、初代Fの現存数が凄かった。www
↑しかし、今は全部、アームの更新が行われたので、現存していません。
(やはり、今流行りの離隔腕金になってます。)

10周年記念写真・その2

これは千葉県市川市の行徳にありましたが、今は上段の動力用トランスが土台不要の縦長最新鋭タイプに取り換えられてしまいました。
よって、今は新旧混ざったトリプルトランスになってます。
でも、他にはまだあるという情報が!
それが静岡県の下田!遠いが行ってみたい。w

10周年記念写真・その3

こちらは1本ずつに並べて・・・・
「↑えー、そんなのありっすか!?w」
撮影地は東京都大田区だったような気が

その他・いろいろ

リアルさよりも数で勝負しようじゃないかw

↑昭和期の電力供給に、トランスの取り換え時などに必要とするスイッチとして大いに貢献した、がいし型開閉器
偶然にも、古道具屋やリサイクルショップで売ってました。w

なお、上記の古本やがいし類は実際に全部買ったものになります!

2017年7月8日

1161.派手に!離隔腕金を使い!!高圧2回線を受け取り!!!

この日は千葉県の五井駅というところの周辺に、古い終端箱を取り付けたもんやジャンパー線の支持に耐塩皿を使ったもの、もしくはその箱を取り付けながら耐塩皿がいしを取り付けたもの等があったんで、その撮影に向かった。w
(↑なお、いずれもそれらは構内用になる。)


その中で、こちらはその駅から少し離れた場所にて発見!
(向かいには架空地線の支持に鳥居型を使った旧式が見えるが、その向かいは真新しい。)



近くにある東京電力(株)五井変電所から高圧2回線立ち上がったものが右側から来ているわけだが、こちらは派手に離隔腕金を取り付けながら高圧2回線の配電線を受け取っている!ww
(※一見は2回線の高圧配電線の分岐をしているかのように見えますが、こちら、電気の流れとしては、五井変電所から下段引き留めの離隔腕金側を伝って来ていることになるので、これは分岐ではありません。wwまた、旧来では、こうした電気の流れがちゃんとわかるよう、こういった場合は頭上引き留め方式を採用していたこともありました。これはいわば上段は引き留めにして下段を引き通し側にする方式。昔はこうすることで、電気がどこから流れてきているのか、わかるようにしていた。)


続いて、建柱年については2008年のようであった。

続いて、恒例の反対側写真はこんな感じだ!w





さらに遠目からだとこんな感じ。w


建物から配電線を離隔させた離隔腕金は、遠くからでも結構目立っていた。

2017年6月17日

1160.傾きが・・・

ここで気になったのは、架空地線支持の腕金の傾きだ。




ミステイクでそうなったのか、それとも張力の関係であえて傾かせたか

1159.レジェントレア!電灯用のダブトラ(2つの単相変圧器)を上から順に1つずつ配置!!!(題して、横から「ダブ」って見えないように「ダブ」トラ配置www!!!!)

動力用に各単相変圧器を横に2つ並べて配置するのはよくあるが、電灯用の単相変圧器上から1つずつ順に並べている光景は初めて見た。(なお、これは、3台トランス(トリプルトランス)、4台トランス(クアドラプルトランス)ではよくある形である。w)


ここではそういったものを紹介していく。

奥にあるのが激レアで、上から順に1つずつの電灯用の単相変圧器が配置されている。。

まぁ、ここでは周囲に1つずつの電灯用トランスを取り付けたものが立続けに4本もあるから、それを余儀なくされたことはわからなくもない。w


普通に横に配置させてもいいように見えるが、動力用トランスとの見分けができるよう、あえてそのようにしたのだろうか



それが奥にあるこれだ!


電灯用の単相変圧器だが、それぞれ上から順に一台ずつ設置されていた!
これが正しくレジェンドレア!w(←カードゲームかよw)
なお、各単相変圧器の用途については、変圧器2次側の線を追ってみてみると、上が右にある団地へとにょろっと出ている団地の引き込み線専用で、下にあるのは近くにある住宅用の変圧器のようであった。



容量については、上にある団地専用のものが30kVAで、下にある住宅専用のものは大容量で50kVAのようであった。
(ここでは団地の方が小容量であった。)


反対側はこんな感じで!
(この配置の仕方は結構珍しいのでね、ついw)





容量やメーカーについては、このアングルでよく確認できました。

上の30kVAは三菱製で下段の50kVAは稲妻マークの愛知電機製のようでした。

1158.動力用腕金の取り付け方に注目w(ナイス取り付け!)

最近建て替えたばかりのようで銀ピカ設備となっているが


ここで気になったのは動力用腕金の取り付け方だ!w

本来ならば本線側の低圧用D型腕金を右へ向ける形になるかと思うが、ここは違った!
分岐側の低圧配電線がやり出しのようで特大サイズの低圧用D型腕金を使っていた。


それで、動力用腕金の取り付け方が凄いことに、バランス・・・

ナイス取り付け!www