2023年2月5日

3699.上部が鳥居型を付けた高圧中実高圧耐張がいしによる両引き留めで、下段がクランプがいし2連引き通しで交差分岐

 


奥にはもう1本レアものがあった。


これだ!



しかしここは旧式の考えだと、がいし2連側が上に来ると思う。

それから一旦、内側へ寄せながら交差分岐するのは古い例だ。







柱自体の年式は古く、1973年(昭和48年)だった。






中実高圧耐張がいしと腕金については、平成初期頃に設備更新したんだろうな。

3698.旧基本形で、その下段は高圧のみ支持可能のFアームを使って1回線分岐

 


バブル期は一杯あったことだろうが、今やこういったものも見られなくなった。





薄っすらとだが、Fアームの文字も見えた。

3697.高圧配電線はやり出しだが、架空地線支持の腕金はやり出しならず。

 


元々2:1の引き通しだったものをクランプがいしへの取り換えじ時に3:0となった感じだろうか?



撮影地は千葉県だから、千葉にこれがあるのは珍しい。

ちなみに東京都では、高圧配電線が例えやり出しであっても、架空地線はやり出しにする例はほとんどなかった。

3696.架空地線支持に溝付き腕金を使った旧基本形で、課電用変圧器の表記があるもの

 






年式は1964年(昭和39年)







溝付き腕金は、負荷側から確認できた。
それは正しく当時物であろう。

3695.2本だけなぜか逆向きの旧基本形

 




特にカーブなどを振っているわけではないが、ここでは2本の旧基本形だけが畑側を向いていた。



うち1本は、長さ1500mmのトンボ腕金を逆付け






もう2本は背後分岐をしていた。

分岐先だけは平成初期頃に設備更新されたようで、中実高圧耐張がいしを使い、単相2線式高圧配電線を分岐