この場合の架空地線支持の腕金は、横腕金を取り付けてやり出しになる例が多いが、ここはカーブしていて少し内側になっているからから、やり出し装柱としては珍しく、1本腕金となっていた。
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クランプがいしを2:1に配置させたものについてだが
長さ1500mmのショートサイズの高圧用腕金を使用した場合でも一応、鳥居型の取り付けはできたみたいだ。
ただ、真ん中のクランプがいしは、その腕金に少々ギリギリだ。
ちなみにショートサイズの高圧用腕金については、現在は千葉県と山梨県以外では特段新設は見かけないから珍しい。
今回の撮影地は栃木県である。
(元々ショートサイズの高圧用腕金は、昭和40年頃まで普及していたものであった。)
そして、変圧器への高圧引き下げ線を固定しているトンボ腕金については!
栃木ではどうやら、溝のある面を道路側に向けて取り付けていたようである。
年式は不明
最後に反対側
ここはつい最近の傾向で、高圧引き込み開閉器は撤去されたようで
その際にジャンパー線支持をクランプがいしとして、限流ホーンを取り付けたようである。
電力需要家の高圧引き込み側は、こんな感じ。
雨覆い付きケーブルヘッドが確認できた。