2023年1月22日

3568.やり出しのクランプがいし引き通しで、架空地線支持の1本腕金は外寄せ

 


この場合の架空地線支持の腕金は、横腕金を取り付けてやり出しになる例が多いが、ここはカーブしていて少し内側になっているからから、やり出し装柱としては珍しく、1本腕金となっていた。

3567.上部に空間を空けて架空地線

 



別の高圧配電線と空中交差分岐するためにそうなっているようだが




奥の鳥居型は普通の位置


3566.架空地線は鳥居型で両引きで、高圧配電線はショートサイズの腕金に2:1でクランプがいしが付くもの

 


クランプがいしを2:1に配置させたものについてだが




長さ1500mmのショートサイズの高圧用腕金を使用した場合でも一応、鳥居型の取り付けはできたみたいだ。

ただ、真ん中のクランプがいしは、その腕金に少々ギリギリだ。

ちなみにショートサイズの高圧用腕金については、現在は千葉県と山梨県以外では特段新設は見かけないから珍しい。

今回の撮影地は栃木県である。

(元々ショートサイズの高圧用腕金は、昭和40年頃まで普及していたものであった。)



そして、変圧器への高圧引き下げ線を固定しているトンボ腕金については!






栃木ではどうやら、溝のある面を道路側に向けて取り付けていたようである。



年式は不明



最後に反対側


3565.架空地線をコン柱に固定したバンドで支持した、やり出しのクランプがいし引き通し・変台前のトンボ腕金にアームタイあり。

 



クランプがいしの付く単一腕金は、負荷側向きだな。

アームタイもアングルっぽい。



変台前のトンボ腕金の拡大

アームタイがある。


3564.高圧引き込み線の振り分け地点に限流ホーン付きクランプがいし

 



ここはつい最近の傾向で、高圧引き込み開閉器は撤去されたようで




その際にジャンパー線支持をクランプがいしとして、限流ホーンを取り付けたようである。




電力需要家の高圧引き込み側は、こんな感じ。

雨覆い付きケーブルヘッドが確認できた。