2022年12月3日

おまけ投稿:北佐久線29号鉄塔、小諸線1号鉄塔、小諸発電所他

 

北佐久線29号鉄塔では

小諸発電所で発電された小諸線と合流している。



片側の南佐久線の方は、小さな矩形鉄塔を使って合流させているのがみえた。



このほうの年式は、北佐久線の年式と変わらず、昭和2年(1927年)10月を示していた。

なお、北佐久線20号鉄塔の方のプレートは、文字が消えており、見えなかった。






また、このほうも発電所を出たところから電線路名が決まっているようであり、写真左側が


南佐久線となっていた。



左側が北佐久線だ。

小諸発電所の建屋はこんな感じ。こちらも当時物なのだろうか?


なお、その建屋の左側奥には


送電線工事の昇塔訓練で使われるのだろう、どこにも繋がっていない、練習用の送電塔も確認できた。


他には


北佐久線で使っていたものなのかどうかはわからんが
使い終えたであろう、254mm懸垂がいしが確認できた。


小さく日本ガイシさんの旧ロゴが確認できたから、これは使用後のものと思われる。

山積みにして積まれているのだった。



最後の発電所の看板





3360.臨時の期間限定な設備(現存せず。高圧設備撤去済み。)

 


開閉器のスイッチは切られているように見えることから、これは一時的な連絡線だったのかもしれない。


前の投稿の宙を浮く1方向の分岐先を進んだところには






多分ここにしかないであろう、臨時的な激レア構成を発見!




一時的な設備であったのか、架空地線キャップに高圧用腕金を取り付けるという、これは明らか臨時的設備に思えた。


普段ならその位置は架空地線があるはずである。




横はこんな感じ!




架空地線キャップの最上部に高圧用腕金が付くという、どうみても不思議な構成!




次は基本形で、そのような構成としたようだ。

架空地線キャップの最上部に水平腕金を取り付けている。


そして最後は、黄色〇で囲った別系統へ接続の模様


3359.振り分け引き留め箇所にアームタイレス腕金で開閉器を付けながら、1方向の分岐には宙を浮く腕金

 


おまけ投稿:北佐久線31号鉄塔・近距離版、32号鉄塔

 




このほうの年式は、昭和2年(1927年)10月と確認できた。





なお、電線路名もまた東信線のごとく、2回線両方とも同じ電線路名ではなく、片方1回線は北佐久線、もう片方の1回線を南佐久線としているようである。

奥の方には32号鉄塔

こちらは架空地線支持の尖がり帽子あり。


3358.本線も分岐もミニアーム

 


分岐先では、スケルトン仕様の開閉器を付けて分岐







奥の方には開閉器なしバージョンも