2022年12月3日

3339.頭上引き留めでその下段は、抱腕金で開閉器装柱

 


3338.分岐の腕金に黄色のプロペラ

 


3337.穂積発電所と、穂積水路線、穂積・海瀬残水取入支線なる構内線

 


穂積発電所にも、東電が独自に施設した構内線がある。





以前は普通の両引き留めだったらしく?ジャンパー線支持の高圧ピンがいしは、使われていない。


これだ!
なお、今回のものは、どこが中電の高圧配電線からの引き込み口なのかがよくわからないが、ここを中心にみていく。
(ここではPASと雨覆い付きケーブルヘッドを通ったCVケーブルは、発電所建屋へ接続されているのが見えた。)

まずはそのうちの手前を見て行こう。



するとこうだ。

架空地線キャップについては、東電仕様を使っているが、高圧耐張がいしの引き留めクランプカバーについては、中部電力仕様である。


振り分け引き留めの次は、山をかけあがる両引き留め装柱

こちらも変わらずグレーのカバー!





山を上がった先は見えず、手前の追跡はここまで




次にまた振り出しに戻って、今度は奥を!





このほうは架空地線キャップはない感じだった。

カバーは変わらずグレーで



次の配電柱で中部電力の高圧配電線と交差するが、ここでは特に高圧引き込み開閉器はなく、そのまま高圧ピンがいしの引き通しで、中電の高圧配電線の上部をスルー



次はこんな感じ。



ここでもやはり中電の高圧配電線の上部に東電の構内用高圧配電線が移設されているようであり、下の中電の高圧配電線では、右側の電力需要家宛に、高圧引き込み線を振り分けている。




なお、プレートについては、両社の配電線が架かっていることから、2つあった。


とりあえず今見てきた東電の構内用高圧配電線路名の記載は、ここにあり、3号柱とある。



どこが起点なのかは、今回はよくわからず。
これが終端に思える。

終端は2台の変圧器があることから、ここでは三相200Vの動力線を引き出し、何かポンプの電源で使っていると思われる。





変圧器の文字色は赤文字で、これは中電仕様と思われるが、変圧器の取り付けに当たっては東電らしい感じで、変台が組まれていた。

また、高圧カットアウトも円筒形で、それまた同社らしい構成であった。



発電所の関連施設と思われるが、看板はここにもあったのだろうか?

上の方はだいぶひび割れしており、老朽化が進んでいそうだ。



3336.分岐は極小のパイプアーム




3335.最近の変圧器は、文字の色を消したものが普及か