2022年10月29日

3086.ジャンパー線支持に高圧ピンがいしを使った旧式が続く。 その1

ここでいよいよ大垂水峠へ通じる国道20号沿いで撮影した高圧ピンがいしを見てゆく!

※大垂水峠は、車で行くような場所である。

当サイト作者は、単純に車の運転に自信がないため、いつも駅から歩いて撮影に行っている。

車で行ったとしても、国道で片側1車線の道であるから、カーブが多く、見通しが悪い箇所も多いから、とめられそうな場所もない。

もし私の真似をして歩いて行かれる場合は、自己責任でお願いします。




一応所々で、歩道も整備されているが、ない箇所もある。



バス停があるってことは、別に歩いて行ってもいい系だよな?

しかしこんなところにバス停があっても、今はほとんどの茶屋も閉店されているため、あまり意味がないようにも思える。
民家などもない。

行くのは自分ぐらいかw
いやいや、そこは駅からずっと歩いてきたよ。ww

さぁここでは!まるで工場の構内線のごとく、ここではジャンパー線の支持に高圧ピンがいしを使った旧式が続いていた。

2024年のストリートビューを見ると、高圧引き込み線は撤去された模様


こちらは高圧引き込み線を分岐しながらの振り分け引き留め箇所にて!

しかしこのエリアに残るものは、架空地線の支持はキャップで、どれも平成初期頃っぽいような感じもあった。

単純にここは山の中で、海の塩の影響を受けないから、綺麗な状態で残っているだけか


ここからは帰りの際に発見







山の木があって暗がりだが、一応全部撮ることはできた。


3085.頭上引き留めでその下段は、クランプがいし2連ならず。

 


実はこれも以前は、上段にある頭上引き留めの方のジャンパー線支持は高圧ピンがいしのようであったから、10年以上前からマークしていたんだが、残念!w

つい最近になってから、がいし交換を行ったようであり、赤帯なしの10号中実がいしとなっていた。

クランプがいしが2連になっていないのは、10号中実がいし時代の名残だろう。

いや?高圧ピンがいしの2連引き通しであったことも考えられるか?



3084.上部が鳥居型を付けてクランプがいし2:1、下段の交差側はFアーム

 




さぁ、この先からはいよいよ、大垂水峠を目指す形で(歩いて行くような場所ではないwもしそこへ徒歩で行かれる場合は、自己責任願います。一応途中にバス停があるようだが、全然便はなし。)、他にもザックザクと見つかった、ジャンパー線支持に高圧ピンがいしを使った旧式を撮影してゆく。

(え?この写真の薄暗さを見ると、もう夕方のようですけど?w)



3083.上部に少し空間を空けて鳥居型・高圧の方はクランプがいし2連ならず。

 

こうして見ると!なんだか仮引き留めっぽいような感じにも見えるが、以前これは、2回線の高圧配電線が張られていたに違いない。

1回線を途中で撤去したため、鳥居型と高圧配電線の間には少し空間が空いている。



なお、高圧用腕金は抱腕金となっているが、それに対してクランプがいしは片側の腕金にしか付いていない。

これはかつての10号中実がいし2連引き通し時代の名残と思われる。

がいしの強度が強化された近代では、多摩地域以外では2連引き通しにすることはだいぶ減った。

3082.近代構成っぽいもので、1本のジャンパー線支持に高圧ピンがいし

 


下段の分岐先である。